東京にいても殆ど訪れることなどない街、赤坂。
その場所を数ヶ月前から月に一回、月末に訪問することが続いている。
その理由は、学会の研究会が「博報堂」の会議室で行われているためだ。
定期券を持っているので交通費節約のために、
「溜池山王」から「赤坂」まで首相官邸を背にしながら徒歩5分。
早く着き過ぎた場合は、博報堂のビル内にあるスタバで時間調整している。
定刻になると博報堂のビル内に入る為に、
一日パスポートを発行してもらい、
改札ゲートを通過しなければならない。
建物内の会議室は、本当に「スゴイ」。
廊下から会議室ドアを開けると
中央に大きなカウンターテーブルが置かれている飲食スペースが現れる。
それは私の勤務先の1教室分位はありそうな広い空間だ。
そのカウンタースペースに隣接して会議室が2つ。
これまで我々は、大きい方の会議室を利用させていただいている。
ブラインドを上げると、きらびやかな赤坂の夜景が現れる。
日頃見ている景色とは違い、そこは別世界だ。
ニューヨークを舞台にした映画にも出てきそうな摩天楼が見渡せるような会議室だ。
毎回、会議が終了すると
「フォローアップ会合」という名目で夜の赤坂にくり出すのが定例だ。
和風大衆居酒屋、イタリアン風居酒屋(ワイン飲み放題)、韓国料理、
そして今週はフーターズへ行った。http://www.hooters.co.jp/
フーターズとはアメリカから上陸した飲み屋さん。
ウエイトレス全員がチアガールのようないでたち。
カウンターの高さは、日本標準よりもかなり高い。
イスに登る感じだ。
殆どが男性の客たち。
彼らは注文するときに自然にチアガールを見下ろしてしまう。
胸元が開いているコスチューム。
どの客も誇張された胸元をちらっとみてしまう仕掛けは流石だ。
もちろん、私はそんな仕掛けには決して騙されないのである。(たぶん)
実際。一次会の会合は至ってまじめに行われている。
私の場合は、この研究会に参加してはや3年半。
研究会創設時からのメンバーだ。
文化が一番、広報二番の私だが、この研究会をなんとか実のある物にしなければと主査を支えている。
研究会か、それとも飲み会か?判らなくなりがちだが、
それはそれで刺激のある会合である。