数日前に学園祭も終了しました。
お化け屋敷を行うクラスの空きスペースには
太陽の光が入らない程の段ボールが積まれていたので
何となく落ち着かない日々が続いていましたが
やっとで静かな平常が戻ってきました。
そんな学園祭期間中には、
オーストラリアの姉妹校から17名の生徒が来校しました。
彼らは本校生徒宅にホームステイをしながら
日本の平常授業体験、東京見物、そして今回の日本の学園祭を楽しんでいました。
学園祭では演劇、吹奏楽、合唱、軽音、バトン、ダンス、少林寺拳法・・。
単純に見て楽しい特別な体験ができたようです。
今年は、特に書道ガールズの新たな取り組みが印象的でした。
20畳程の大きな紙に
YUIの歌詞が流れる中、
楽曲に合わせて大きな筆で、力強く希望や感謝が含まれる歌詞を書いていました。
加えて、軽音楽部の発表も人気のある出し物の一つです。
防音の音楽室を使用して始まりから終わりまで、
連続して各学年からそれぞれ10組程のバンドが登場し、
その腕前を披露していました。
楽曲はよく分かりませんが洋楽でないことは明らかです。
日本のロックを大音量の生演奏で演奏し、歌うというスタイルでした。
軽音は人気のあるクラブです。
後夜祭には軽音部から数グループが選抜されて登壇。
体育館に一杯の観客たちは
床が抜けんばかりに飛びはね、
叫びながらクラスの仲間の演奏を応援していました。
学園祭期間中には、
多くの卒業生が母校の学園祭にやってきます。
何十名の卒業生や保護者とお話をしましたがその中でも
今回、最も印象に残ったのは筑波大学の4年生Kとの話です。
公務員志望のKさんは見事にM区に採用されることが確定したそうです。
大学が設置している公務員講座に1年から参加。
就職のために、受験勉強の延長で勉強してきたという話をしていました。
就職先が決まった現在も必修である卒論(4万字)作成の為に図書館に籠っているそうです。
ちょっと変わったKさんは
いわゆる、「歴女」(れきじょ)です。
木戸さんが大好き!
卒論も木戸さんと言っていました。
事あるごとに都内の青山霊園、染井霊園に行っているそうです。
彼女は自分のことを「墓マイラー」と呼んでいました。
初めて耳にした言葉ですが、
耳に残る墓マイラー。
今後も使えそうです。
今週末はいよいよ学会での発表です。
最善を尽くして頑張るつもりです。