日本の国民的アイドル嵐がハワイで結成15周年コンサートを行なうそうです。
それは9月14日と15日の2日間で行なわれる約3万人規模のライブ。
費用はチケット代金と渡航費込みで最低32万円。(JALパック)
というかチケットと搭乗券込みのパックツアー形式での販売。
夏の7、8月は日本人の観光客でいっぱいのハワイ。
現地のホテル稼働率も高いはずです。
しかし、9月は観光客も減り始めている時期に違いありません。
9月のこのような企画は、
ハワイのホテルやその他観光業にとっても大歓迎のはずです。
もちろん、日本の飛行機会社も同様です。
9月は航空運賃を下げても、
多くの観光客を望めないシーズン。
そんな状況下で、
3万人が飛行機を利用する企画は入場チケットとセット販売しているJALにとっても美味しい話であるに違いありません。
しかしながら、
高額な代金でも希望者全員がハワイに行けるわけではないそうです。
先日、当選者も発表されていました。
70%位のファンは希望しても行けない。
えっ!10万も申し込むのという疑問はありますが・・。
興味深いのは当選者が20歳代のファンが多いということ。
反して、お金をもっていそうな40歳代以上の当選率は低くなっています。
これは、明らかに故意的な操作が行なわれていると思われます。
だってコンサート後に発売されるDVDに映し出される観客が
中高年の水着を着用している女性では・・
コンサート会場のビーチは若い20代の女性で埋め尽くされている絵が欲しいのだと思います。
なるほどと自分に納得。
飛行機は日本から300人乗りの日本航空機が全国主要ターミルからハワイに向けて100機が飛び立つそうです。
300×100=30000
つまり客の殆どは、日本人です。
でも、これは今回の嵐にはじまったイベント手法ではありません。
かつては、五木ひろしも同じようにハワイでコンサートを実施したとか。
先月、仕事でいった花巻温泉でも吉幾三のファンが一同に集まっていました。
日本のアイドルが日本人のファンを引き連れて海外でライブを行う。
しかも、ハワイという海外だけが強調されるイベント。
へんだなあ~と感じつつも・・。
これって日本的なやり方なのかもしれないとの疑問もわいています。