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『夏の看護体験』

2014-07-01 07:07:07 | Weblog

夏休みを利用した看護・介護体験の案内が届かない日は無いくらいに

大手病院や、グループ系列病院・・何箇所からも、お誘いの体験案内が届きます。

高校生にとっては、看護や介護の体験ができるメリットがあります。

さらに、看護系学部への推薦入学を利用する場合にも、

自己推薦書に色を加えるためには体験への参加は欠かせません。

 

実は、病院や介護施設にとってもメリットがあるのです。

看護体験は、将来の看護師募集を見越しての行事です。

大学卒の看護師が増えるにつれて

小さな病院への就職を嫌う傾向があるそうです。

また、看護師の初めての勤務先として

老人病院を嫌う傾向もあるそうです。

まずは、在籍している大学の系列大学病院への就職を希望。

大卒ですぐに雇ってもすぐに辞めてしまうことも問題だそうです。

そこで、純真な高校生のうちに該当病院を好きになってもらうことが必要だそうです。

なるほど・・、病院が考えるほど、うまくいくかどうか?

 

これと関連すると思いますが

看護学科は年々増加しています。

「資格」「一生の仕事」「年齢がある程度いっても転職がしやすい」などの理由から

ある一定数の希望者が必ずいる学科です。

したがって作ってしまえば、

ある程度の定員確保が見込まれるので

それに追随している大学が毎年増えているようです。

具体的には、下のような増え方です。

        学生数

1975年 10大学(340名)

1993年 21大学(1198名)

1998年 63大学(4253名)

2003年 104大学(7680名)

2008年 167大学(13108名)

2014年 228大学(19684名)

なんと、看護学科は3.3校に1校もあるのです。

看護師数も年々増加しています。

     看護師   准看護師

1955年 120739名   9121名 

1980年 248165名 239004名

1990年 404764名  340537名

2000年 653617名 388851名

2010年 953922名 366951名

 

いずれにしても、数が増えると質が落ちる可能性は増してしまいます。

 

かつて入院していた時

夜勤の看護師と当直の医師の会話が煩くて眠れなかった○○病院。

ケンタッキーフライドチキンを誰が買いに行くかで盛り上がっていた会話を思い出します。

 

また、昔々の卒業生のMの話を思いだします。

入院中に無理難題を言ってくるワガママな患者が亡くなると、

死に化粧を彼女は進んで引き受けます。

なぜなら、死に顔を変な顔になるように化粧してウサを晴らすと言っていました。

恐ろしや・・。

看護師として、適していない人々や信用できない人びとが増えているように感じます。

コメント
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