同居のSより聞いた話です。
小学校に勤務する女性教諭をつけまわしているストーカーがいるそうです。
小学校の先生は家庭訪問もします。
よって校外での家庭訪問には護衛として男性教諭2名が同行しているとのこと。
先日はそのストーカーが不法に学校に侵入。
生徒も校内にいたために犯人を刺激しないように緊急の暗号放送が流れたそうです。
例えば「宅配便が届きました」。
全生徒は日頃から不審者を教室に入れないようにバリケードを作る訓練がなされており当日も訓練通りに行ったそうです。
同居人Sは知能は高くはないのです。
しかしながら、不審者への対応も期待されているようです。
何と言っても足が速くて現場まですぐに到着する走力。
さらに驚くほどの体力を持ち合わせているからです。
加えて、仮に暴力を振るわれたならばケンカ対応能力はピカイチなのです。
事件当日は、サスマタを持って現場へ急行。
2名の教諭で挟み込んで捕まえ警察の到着を待ったそうです。
同一犯は懲りずに運動会にも地域住民のフリをして学校に入り、お目当ての教員のことをずっと見ていたそうです。
そんなストーカーが学校公開日に再度現れるかもしれないという情報。
ホームページには学校行事情報は一時的に消していたそうですが・・。
学校公開日に万一の場合を想定して、
各男性教諭の担当場所と時間を決めて万全の準備をしているとのこと。
警察に事前に相談したのですが生返事。
事件が起きないとなかなか対応してくれないようです。
仮にナイフなどの刃物を持っている場合には
とにかく生徒に危害が加えられないようにどんなことをしてでも自らの身を守りながら対応するようにという指示も出ているそうです。
2001年の池田小事件が発生してから15年が経過。
当時は門も閉鎖されていて学内に入ることが大変でした。
しかし、時間の経過とともに危機意識が薄れると同時に門も開きっぱなしという学校も出てきました。
本校でも当時購入したサスマタがどこにあるのか不明です。
Sの話を聞いて、危機感を持って対応しないといけない。
どの学校でも起こり得る事件だと思いました。
それにしても「小学校の先生も大変です」。
仕事が終わってから職場の同僚とバレーボールの練習。
何をやっているんだろう?
自分の時間を大切にした方が良いのではないか?と思っていましたが
私の考えは少々変わりました。
それは、消防士が日中、体を鍛えているように小学校の先生も体力向上とチームワーク醸成のためにバレーボールをしているのだと。