1980年代に友人の結婚式に参列することが多くありました。
今回愚息の結婚式に参列して感じたことを書き留めたいと思います。
・結婚式
<牧師>教会のような場所で行われる結婚式に牧師は必要です。
日本人に比べて、外国人の牧師を依頼するとお値段が高いそうです。
<握手>
結婚式において、牧師の指示により新郎と新郎の父が握手する儀式がありました。
彼との握手は何十年ぶり。
でも、そんな儀式を今まで一度も見たことがありません。
<参列者>
これは時代による違いではありませんが。
愚息が小学校2年1組の担任ということもあり、保護者同伴であればとの条件付きで殆どすべての子どもたちが参列していました。
子どもたちは入学式で購入した半ズボンスタイルのスーツやドレスを纏っていました。
これは今風なのですが式典中の彼らは携帯電話やデジタルカメラを各々持ち、そのレンズは新郎新婦に向けられていました。
約30台のカメラやそのフラッシュが新郎新婦にむけられているその様子は、ちびっこ芸能記者の囲み取材のようでもありました。
いずれにしても、嫌われていたら子どもたちは参列を希望しないはず。
仕事ぶりの想像がつきました。
子どもたちにとっても良い機会となったことには違いありませんが、保護者を含めての参列には感謝しかありません。
本当に「ありがたい」。
・披露宴
<司会>
80年代の披露宴の司会は新郎の友人が多かったと記憶していますが、最近の場合は結婚式場を予約すると司会も含まれているそうです。
愚息に聞いてみました。
「友だちに司会を頼んだら食事が取れなくなってしまうとのことです。」
<余興>
80年代は複数の友人たちの余興がつきものでした。
♪瀬戸の花嫁♪
♪てんとう虫のサンバ♪を新婦友人が歌うことが多くありました。
今や友人のスピーチや余興の歌は殆ど無いようです。
知り合いどうしの集いでのみ披露される生歌はカラオケだけなのかもしれません。
今日、映像編集が素人でも容易にできるようになったこともあり、
自作映像がかつてのそれに代わっています。
友人作成映像は中間に流され、冒頭と閉会前でプロが作成する映像でしめています。
(開式後)新郎新婦の紹介ビデオ映像。
(なかば)友人が作成したお祝いメッセージ映像。
(閉式直前)そして、最後は映画のエンドロールのような当日の披露宴の映像を式典中に編集。それは参列者の名前をエンドロールで流してのスペシャルサンクスなのです。
<引き出物>
引き出物については「大きい方が良い」、「重い方が良い」という考えが80年代にはまだ残っていました。
しかし、最近はカタログギフトが主流です。
カタログギフトは何種類もあり、参列者の年齢や性別によってその内容を事前に新郎新婦が決めてもいるのです。
以上。