多くの人は「餃子」と応えるのではないでしょうか。
まずは、町や市のことを知ってもらうこと、認知してもらうことが大切です。
町のイメージ向上は結果として、その町の物産品、特産品、観光スポットとも結びつき、購買客や観光客を増加させる効果を伴うと予想されます。
浜松と言えば、「餃子」。
茨城と言えば、「納豆」。
横須賀と言えば、「横須賀海軍カレー」。
尾道と言えば、「尾道ラーメン」。
どうやら食と結びつけての地域PRが目立ちます。
それらは、地域を代表する名店や名産品がテレビで放映されて有名になる場合が殆どだと思われます。
タレントと言われえる有名人が散歩をして町の有名店を訪れる旅番組。
「マイウ」、「ほっぺが落ちそう」などと同じような過大なる評価コメントが体外にして3名の旅人(うち1名は女性)から発せられます。
では、なぜテレビで地域の特産品や地域の名店を取り上げて放映するのでしょうか。
それが一番の問題です。
例えば、これはあくまで推測ですと一応書きますが・・。
市の地域創世課や地域振興課なる部署が、地域のブランドイメージ向上を目的に電通や博報堂などの広告代理店に多額の税金を投入して発注をかけるのです。
例えば、広告代理店からは地域信仰のキーワードを「ギョウザ」にしましょう等の提案がなされるはずです。
他の市町村からからの同様の注文が入る場合も日常茶飯です。
というのも、地域振興には国からも多額の補助金が出ているからです。
なんと沖縄だけで3000億円も。
広告代理店の労力を減らし効果を及ぼすような宇都宮の餃子VS浜松の餃子の対決などと両市を同時に有名にする策を広告代理店は常道手段をとるかもしれません。
もちろん、広告代理店からは様々な助言が成されるはずです。
「ギョウザ」に関しての地域でのイベントを行い、それを積極的に新聞、テレビ、雑誌などにプレスリリースして行きましょうと。
新聞購読者が減り、テレビ視聴者が減っていることを考えるとプレスリリースもそれほど効果的かどうかは疑問も生じますが。
さらにSNSで発信しなさいとの助言もあるはずです。
具体的には、発信力のあるコンサルタントに依頼してSNS発信してもらうのかもしれません。
テレビで取り上げられた有名な物を口にした時に、それほどの味でもないと感じることが多々あるのも当然なのです。