30年前に初めてオーストラリアを訪問しました。
当時、購入した海外旅行ブックには水についての注意書きが書いてありました。
「生水は飲まない」という注意。
売店で水を購入するときには注意しましょうという一文が必ず書かれていました。
「ノンガス」の表示を見ないで買ってしまうと炭酸水かもしれないということ。
当時は、洋酒を割るのに使用するのが主流。
炭酸水だけを飲むなんて想像できなかった時代です。
今、現在ではコンビニの飲料品棚には4銘柄以上の炭酸水が冷やされて置かれています。
レモン味に、強炭酸とその違いを選ぶことができますし、
どれを購入しようか迷ってしまうほどです。
実際に、どうして最近は炭酸水が人気になったのでしょうか。
ネット情報によるとブームのきっかけは東日本大震災。
ミネラルウオーターが需要の急増により店頭から消えてしまい、
店頭に残っているのは炭酸水だけ。
健康や美容に良いとの理由で女性たちの間でブームになったそうです。
完全には信じられない理由ですが、それも一つの理由にはなりそうです。
私の推測では地球温暖化の影響で、
日本における気温も高い日が多くなり炭酸水が売れるようになったのではないか、または健康志向でカロリーゼロの飲料水が売れているのではないかと推察しました。
いずれにしても時代の変化とともに、人々の嗜好が変化していることは間違いなさそうです。
このように知ったかぶりをして飲料水について書いている私ですが、
昨年、メルボルンのヤラ川沿いのイタリアンレストランで水注文に失敗しました。
「Water, please.」だけしか言わなかったので有料のボトルに入った水が出されました。
そこで断れないのが私です。
アルコール飲料にすればよかったと後悔しながら、優良であり有料の水を飲みました。
ちなみに
水道水は「tap water」(タップウオーター)。
有料飲料水は「bottled water」。(ボトルドウオーター)
炭酸水は「sparkling water」(スパークリングウオーター)、
「soda water」(ソーダウオーター)、「water with gas」が正解となります。
炭酸抜きの水は「still water」又は「water without gas」。