芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『消費者行動の促し』について

2018-09-18 07:07:07 | Weblog

全米オープンで大坂なおみさんが優勝しました。

法的には現在、日米の二重国籍ですがテニス選手としての国籍は「日本」とのことです。

さて、今回の優勝で

大阪選手とほぼ同様モデルのヨネックスのテニスラケット(33000円)が売れているそうです。

ウエアー、シューズを彼女にて提供しているアディダスは1年約9億5000万年で契約を更新。

日産自動車もブランドアンバサダー契約を結び、彼女にGTRというスポーツカーもプレゼントするそうです。

 

さて、消費者に購買行動を促す手段がいくつかありますが、その中の一つが「憧れの品の購入」です。

・  あの選手と同じラケットを購入したい。

・  有名ホテルレストランシェフお勧めの包丁を使ってみたい。

・  お気に入りの選手と同じユニホームを着て、ゲームを応援したい。

・  お気に入りのタレントの顔写真が印刷された団扇を購入して、コンサートで会場の皆と同じ物を手にしながら応援したい。

・  お気に入りのタレントのショップで買い物したい。

私の年代だと松田聖子に憧れ、フローレスセイコでお買い物。

最近だと渋谷109の藤田ニコル店。ニコロンショップでの買い物でしょうか。

 

その他に、「購入を煽る手法」もテレビショッピングに散見されます。

・  限定50台

・  あと1時間以内の注文の方に限って送料無料

・  注文の電話が鳴りやみませんとのMCのコメント。

 

「弱みにつけこんだり、不安を煽る」CMも目につきます。

・  「3ヶ月で⚪︎kgやせる」●ザップ

・   「ハゲているとカッコ悪い」●デランス、●ネイチャー

・  「健康が優れない人」はこれ!

グルコサミン、コンドロイチン、ミドリムシ・・。

素人には分からない成分を大々的に宣伝して購入を煽ります。

タウリン3000mgって、3gの誇張ですから。

 

・  「CMに挿入されている懐かしの音楽がバックグラウンドミュージック」

音楽への懐かしさは、該当商品への親近感を増加させます。

ある研究では人は23.5歳の時に流行った曲を好む傾向があるそうです。

40歳代、50歳代を消費の対象としている消品のCMのバックグランドミュージックが80年代、90年代のJポップというのも、うなずける話です。

 

今後、従来品の消費減少は明らかです。

バーバリーが年間42億円分の商品を焼却処分。

同様に昨年は、H&Mが毎年12トンもの衣料を焼却処分したとの報道も。

現在、衣料品の最終廃棄率は50%を超えているそうです。

 

既成品からオーダーメードへの戻りなど、今後の消費者行動の変化は不可欠のようです。

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