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『久しぶりの葬儀参列で考える』

2019-04-23 07:07:07 | Weblog

先日、パートナー側の血縁者の葬儀に参列しました。

色々と考えることがありました。

 

まずは、お坊さんたちの約45分間に及ぶ経です。

正直、何を説いているのかわかりませんでした。

また、二人のお坊さんの若い方の体調が悪いのか、それとも太り過ぎか。

息が続かずに、何回も読経を途中でやめていたことが気にかかりました。

死者を弔う形式的な読経は果たして必要なのでしょうか。

あの45分間があれば、当日の列席者の方々に故人への想い出を語って頂いた方が列席者も、親族も喜ばれるのではないだろうかとも思いました。

しかし、そのアイディアをパートナーに相談するとあっさり却下。

理由は、参列者の全てが皆に対して語れる訳ではないことが理由。

納得はできませんが、何か釈然としません。

 

加えて、葬儀中に気になった事がありました。

それは式典の司会が喪主の名前を間違えたこと。

その場合では喪主本人が、自分で訂正していました。

その業者の身のこなしや言動は全てに渡って気になりました。

それは、心が入っていない言葉や身のこなしだからです。

これでは私が葬儀社を立ち上げたならば遺族の意向をお聞きし値段以上の想いを無形の形にしてあげられるのではないかと思った次第です。

 

別件として、今回お聞きした話ではこの方が親族で所有する墓には既に7つの骨壷が収められていて、今回の骨壷を収納できるかどうかが不明であると言う問題です。

何人かの故人の骨を土に返すことで、身内での合葬にする案も挙がっているようです。

または、土をさらに掘り臆して2段、3段収納にする案も挙がっているようです。

東京の不動前にある桐ケ谷斎場の火葬炉は12基全てが稼働していました。

一体45分で焼き上がり。

1日最大で約76体が焼却されていると思われます。

友人が購入した墓は近代的な墓です。

それはカードキーを差し込むと位牌が現れる形式。

背景もその日の気分で選ぶ事が出来るようです。

それには、味気なさもありますし、

そこまでして墓のようなものを持ちたいとは思えない私です

郊外では空き家が増加しているのに都内では墓不足。

高齢者は増えるばかりです。

今後の課題であることに間違いありません。

私は生まれ故郷にある墓に入るわけにも行きません。

どうしましょう。

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