パートナーの誕生日だけは必ず家族が集合します。
それが年に1回の家族イベントです。
今回は2か月になる初孫も参加したので、自宅近所の割烹料理店で開催。
変な家族かもしれません。
1年ぶりに会う子どもとも対面。
パートナーへのプレゼントとして宝石のような「モノ」ではなく、
「コト」としての旅も加えました。
それは今回2度目の訪問となる台北への3万円代の格安パックの旅。
LCCを利用。
朝5時の羽田発便。
深夜の3時に出国審査、自宅出発2時。
機内2泊、現地ホテル2泊のまさに弾丸ツアーでした。
今回初めて、「十分(じゅっぷん)」を訪れました。
所謂、観光で町おこしをする見本となる様な「十分」です。
線路から2メートル位離れた両脇には多くの商店。
そこでは袋状の色付き模造紙が販売されています。
それは、四角いフナッシーのような形。
観光客はそれを150ドルで購入し、表の4面に願い事を筆で書きます。
その後、線路上に移動して、そのランタンを飛ばすのです。
次から、次へと飛んでいく大きなランタンは本当に幻想的でした。
それは日本の灯篭流しのような催し。
線路に立ち入ることは法律違反なので日本では実現不可能です。
現地では1時間に1回警察官が線路にいる観光客を線路から儀礼的に出していますが、
それはあくまでポーズ。
もっとも、日本では火のついたランタンを何百と空に飛ばすことは火災の可能性もあるので実施は難しそうです。
観光客を当て込んだランタン飛ばしですが、客としてはとてもリーズナブルな価格です。「線路の真ん中で火のついたランタンを空に上げる」という今まで体験したことのない貴重な体験となりました。
その他印象に残ったこと
1) 信号機
歩行者用の青信号があと何秒で赤になるかを示す秒数の減少
車道に設置されたドライバー用の赤信号があと何秒で青になるかを示す秒数
2) 早朝に大きな地震に遭遇
ホテルがギシギシとゆれていることを体感
ホテルが倒壊するかもしれないとの恐怖も感じました。
3) 台風が台湾を直撃
立っていられない位の強風でした。
帰国のために空港で搭乗手続きを始めたのが夜の9時半過ぎ。
何名かの飛行機会社の関係者が一人一人に搭乗予定便が飛ばなくなったキャンセル理由を説明されました。
その説明では、振替便は24時間後。
翌日の22時発便が設定されたとのことでした。
「エッ!」と思いながら、心を落ち着けました。
まずは、大手旅行代理店の現地緊急連絡先に電話しました。
すると、その返答は空港の案内所でホテルの相談をしてくださいとのこと。
それは、全くの期待はずれであり、こちらの望んでいた返答ではありませんでした。
急きょ、今まで泊ってきたホテルにもう一泊させてほしいことを懇願。
何とか承諾していただきました。
なんとか1日遅れで無事深夜の2時に帰国となりました。