電気自動車テスラ3を購入してから約半年が経過しました。
昨年末には環境省から80万円、東京都から40万円の補助金が支給されました。
合計140万円のEV補助金に加えてBEVは5年間の自動車税も免除されます。
さらにオイル交換も必要ありませんし、回生ブレーキを使用しているのでブレーキパッドも減りません。
たぶん、3年後の車検にかかる費用も少ないのではないかと思います。
補助金のおかげで約300万円前半の金額で400キロ以上走行可能なテスラを購入できました。
さて、テスラの販売価格は不思議です。
寿司店の「時価」のようにその販売価格は変動しているのです。
2021/1 5,110,000円
2021/2 4,290,000
2021/4 4,340,000
2021/6 4,390,000
2021/8 4,440,000
2021/11 4,590,000
2021/12 4,790,000
なんと、1年間の中でも90万円もの販売価格差があるのです。
価格の変動理由は世界的なサプライチェーン問題とのことですが半導体不足が影響しているのかもしれません。
かつてロードサイドにある自動車販売店は広大な敷地にショールームと整備工場が併設されてきました。
土地、建物の費用に加えて多くの従業員の人件費、そして車を買わない可能性のある来客にも無料の飲み物のサービスの提供やパンフレットの提供。
それらは全て販売価格に転嫁されてきました。
テスラの場合にはネットでの販売が基本です。
ショールームのテスラアドバイザーからは気に入ったらネットから注文してくださいとの一言だけでした。
他社よりも自動車本体の製造価格が高いので、合理的な販売をすることで価格をリーズナブルにしているとのことです。
販売店や修理工場が少なくて心配ないのですか?との声があがります。
板橋、川崎以外に身近に販売店がないことは確かに不安です。
しかしながら、テスラはiPhoneのようなものです。
調子が悪ければ、レスキューカーが修理にやってきます。
あるいは、レッカー車がやってきてテスラを工場まで運んでくれるのです。
先日、タイヤの空気圧を調べていて誤って空気を抜いてしまったら、
すぐに携帯電話にタイヤのパンクが疑われるとのメールが来ました。
お節介でないテスラ販売は今まで過剰なサービスに慣れていないユーザーには不満や不安も発生すると思います。
補助金申請についてのメールはいただきました。
それをすべて記入して役所に提出してくれるのは日本の自動車会社であり、自分で申請してくださいと言うのがテスラスタイルです。
自分で申請書を書くことに不安な私はユーチューブをチェック。
事細かく記入の仕方の動画をアップしてくれているオーナーが多数いました。
また、充電器の不安、冬タイヤについて等多くの疑問に対しては、「テスカス」https://teskas.netというフォーラムがネット上にあり、
テスラ所有者や所有予定者がそこに集い、そこで多くの不安も解消されます。
私にとって電気自動車はステイタスシンボルではありません。
使用後は満充電する単なる移動手段の乗り物にすぎません。
今年はトヨタとスバルが電気自動車を販売します。
近々にはソニーもBEV (Battery Electric Vehicle)を販売しそうです。
今後、BEV購入を考えている方に参考になれば幸いです。