最近オミクロンカブの感染者が増加しています。
昨日の東京のコロナの新規感染者数は約4500人となりました。
感染対策をしていれば、自分はコロナにかからないのではないか?
多くの人は、自分は大丈夫かもしれないとの気持ちが少しあるかもしれません。
さて、先週のことですが午後から寒気がして急激に体温があがりました。
それは震えのおこるほどの寒さ。
なんと体温計は約38.8度を示していました。
何回測ってもその高温は同じでした。
コロナに罹患してしまったのかもしれない。
ちょうど4日前に自宅に親族が集った食事会で感染したかもしれないとの自責の念にとらわれました。
明日から仕事を休まなければならないかもしれない。
3学期は15回ほどしか授業がないのにどうしよう。
ズームの授業もしばらくやっていないから上手く生徒に伝わるだろうか。
様々な思いが交錯しました。
どう対応して良いかわからなかったので厚生省のHPにある「新型コロナウイルスに関する相談・医療の情報や受診・相談センターの連絡先」にある自宅側の医院に電話をいれました。
1件目 小児しか扱っていないとの理由でやんわりと断られました。
2件目 何回電話しても話し中でした。
3件目 発熱の専門外来があるので翌朝9時に再度電話予約するように助言されました。バッファリン等の解熱剤で一夜を過ごしてくださいとも加えられました。
4件目 大学医学部の附属病院では診察は可能ですが、翌日も再度検査を受けなければならないこと、今日は入院できないこと、プラスの特別料金がかかるとの説明を受けました。
その夜から家庭内隔離のように家族には扱われてバファリンを飲んで一夜を過ごしました。
翌日は解熱剤の効果がでたのか37度8分まで熱が下がりました。
1℃下がっただけでも体がずいぶん軽くなったようにも感じられました。
幸運にも発熱外来の予約をとることができました。
病院に到着したら事前に教えられた携帯電話番号に電話。
一般病棟とは異なる入り口を指示され、2回ドアを開けて隔離された診察室に到着しました。
パーテーションで区切られた刑務所の面会場所のような場所での医師との会話もできるだけ少なくするように、予約段階で多くのことは事前に質問済みでした。
急に高熱がでるのはオミクロンの特徴だとも一言加えられパーテーションの丸い穴から鼻の奥に細い綿棒が差し込まれました。
その審査室で30分ほど待つと結果が判明しました。
結果は幸運なことに陰性(―)でした。
結果が出ると体調がよくなったように思われるのも不思議です。
ちなみに、密閉はされていますが簡易式の診療室なので隣の方と医師との話は丸聞こえでした。
58歳の女性の結果は陽性。
病院から保健所に連絡をいれるとのことでした。
また、承諾書にサインしたらコロナの薬を処方できるとの説明もされていましたが、副反応として奇形児が生まれる可能性があることも加えられていました。
幸いにしてコロナではなかったのですが、高熱の原因は不明です。
仕事量に対して高齢となった私の体は悲鳴を上げ始めているのかもしれません。