昨年、トイレのリフォームをしました。
トイレに近づくと自動的にトイレの蓋があきます。
用を足して、何もせずにそのままドアを閉めると自然に水が流れています。
そんな生活に慣れてしまうと、旧式の職場のトイレでは汚物を流さないでトイレを出てしまいそうにもなるのです。
自宅外で用をたそうと屈もうとして、閉まったままのトイレの蓋に座ったこともある私。
慣れとは恐ろしいことであり、便利は不便かもしれません。
最新のトイレは節水を謳い文句にしています。
10年前のそれとは比べ物にならないほど水を節約すると。
確かに、一回ごとの水の使用量は少ないようです。
しかしながら、便器に設置されている人感センサーの感度が良すぎるようです。
たとえトイレのドアが閉まっていても、人がトイレの前の廊下を歩いただけで何度も便器洗浄の水が流れているのです。
これって、本当に節約なのだろうか?と思ってしまいます。
コロナの影響もあり、授業は対面でもオンラインでも併用できるような授業準備をしています。
教材はすべてPDF形式にして、それらは自分用に用意されたクラウドに保管。
プリントを印刷して配布することも随分減りました。
採点をする時間も削減するために、グーグルフォームを利用して自動的に採点してくれる確認テストも利用しています。
選択式の問題であるとの批判もありますが、その速さと正確性のためにグーグルはやめられません。
授業をするために教室に持っていくのはiPadだけです。
一昨日、授業をしようとしたところ問題が発生しました。
iPadをプロジェクターに有線で接続しようとしたのですが、全く反応しないのです。
iPadを再起動したり、プロジェクターを再起動してもダメでした。
久しぶりに慌てました。
「どうしよう?」
しかし、しかたながないので、黒板を使用した授業に急遽変更。
生徒がワークブックの問題を解いている間に、別のコードを職員室から持ってきて試してみました。
見事にiPadを認識してくれました。
当初計画した授業をなんとか後半には実施できました。
便利なものを過度に信用してしまうと、それがあてにならないことも出てしまいます。
過信しすぎずに、不信の気持ちをもっている位の方が問題が発生した時に対応できるのかもしれません。