9月24日(土)台風15号は静岡県に記録的な大雨をもたらしました。
当日のテレビニュースでは目黒川の氾濫や、浜松市や磐田市への大雨被害は報道されました。
しかし、私の故郷の静岡市の清水区については巴川が氾濫しそうとの報道だけがなされていました。
24日(土)の午後から清水区では6万件以上が断水。
人口22万人程度の町の8割程度が断水しているのではないかと類推されます。
午後から水道水が出なくなったが、その理由が分からなかったと住民は言います。
近隣の由比や蒲原は平常通りなのに、
旧清水市(現在の清水区)の興津川にある取水口が原因だそうです。
草薙地区は全く問題ないようなので、高台で比較的お金持ちが住んでいる地区は断水されなかったわけです。
台風では清水区の中央を流れる巴川が氾濫しました。
駅前の交差点にある地下通路には水が溜まりました。
巴川わきのマンションの駐車場に駐車されていた車もすべて水没しています。
春風亭昇太、広瀬アリス、スズ姉妹の卒業した6中も水浸しのようです。
川の氾濫後の街は泥だらけ。
町は茶色の街に変わり果ててしまいました。
9月24日(土)~断水は今も続いています。
飲料として水を使用できるのは10月4日の予定だそうです。
生活水を含めて水かないのですから泥だらけの街を掃除できません。
街には給水車が配備されているようですが、水を求める人の長蛇の列が放映されていました。
水の配給を受けるために暑い中、3時間以上並ばなければならないようです。
時短目的でパック入りの水を配給ようにしたら良いのにと私は思います。
私の兄弟の家も断水していますが、幸いにも用宗漁港側に親戚があるのでそこに助けを求めています。
台風が原因だとは言え、危機管理に落ち度があったのではないかとも言われています。
県知事は市長からの緊急要請をまっていた。
市長は休日明けに県知事に緊急支援要請をするつもりだったと言い訳ばかりです。
事件や事故があった時には「まさか」「想定外」との言葉がたびたび発せられます。
今回の断水も行政から見れば「想定外」であったのでしょう。
清水駅そば(海のすぐそば)には清水桜ケ丘病院が建設予定です。
津波対策もしており、かさ上げを6mしたとのこと。
入院フロアは5階以上にもするそうです。
しかしながら、東日本大震災時の津波の高さは25mでした。
想定外の地震による津波が発生した時に入院患者に被害がでないことを祈るばかりです。