いよいよ9月7日(土)から2学期が始まります。
9月冒頭からの始まりではなく中途半端な日からの始まりの理由は、その期間に修学旅行を実施しているからです。
夏休みを過ぎると大きく旅行代金が下がるからです。
今年の研修先は高校生は北海道、関西、そして鹿児島。
中学生は広島への旅です。
旅行代金がリーズナブルになるというメリットはあるのですが、この時期は台風の影響を受けるかもしれないというデメリットもあるのです。
今年も台風10号の影響もあり、出発直前まで天気予報を見ながら旅行業者との連絡を取り合っていました。
結果として、飛行機便は何の影響も受けずに予定通り出発できたのですが、新幹線を利用する広島方面への旅行は出発を1日ずらしての実施となりました。
学園主任として15年間、今までの私は旅行の責任者となってきました。
毎年、旅行が実施できるかどうかに気を病み、引率中に病気にある生徒に気を病む等、気をつかってきました。
例えばシンガポールへの旅では、日本で発生した台風のために国際便が欠航となり、搭乗予定だった飛行機が日本から来ないので現地で延泊したこともありました。
その時は日本とのやりとりや日本で待つ保護者への連絡に苦労しました。
国内旅行では松島のホテルに宿泊した際、夕食後に生徒が意識を失って倒れました。
都内と違って地方に行くと大きな病院が少なく、そこまで行くのに時間がかかったりします。
結果としては、事なきを得たのですが、大変だった記憶が残っています。
今年の私は、おかげさまで全てのそのような業務から解放されています。
これほど、夏休みをのんびりと過ごしたこともありませんでした。
朝食後に必ず、犬の散歩を1時時間。
これが普通なのかもしれない。
これが退職後の私のルーティーンかもしれないと思った私です。