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『想い出に残る旅行とは何か?』

2015-02-17 07:07:07 | Weblog

日帰り旅行

 

先週、高校入試が終了しました。

今、私は来年度早々に行う旅行計画を原案を考えています。

それは高校生約300人。

東京発の日帰りの旅行で、実施時期は5月初旬です。

 

その時期はゴールデンウイーク明けということもあり

修学旅行などの団体旅行が開始されます。

東京にも全国から数多くの学生団体が押し寄せますのでバスの手配ができるかどうかが第一の課題です。

実は先日、内々で出入り旅行業者に聞いてみると

はとバスは全て予約が入っていて手配できないことが判明しました。

 

私が考えているプランは2つあります。

一つ目は東京から房総、日光、伊豆、富士などへクラスの希望に応じて行く日帰り旅行です。

お仕着せの旅ではなく、クラスで決めた場所にいくことや訪問地を選べることに重点を置きました。

イメージしたのは、はとバス日帰りツアーです。

私から業者にお願いしたのは、

はとバスのようなツアーは20歳~70歳位の一般の人にターゲットを絞っているので、名所旧跡や博物館見学などが主体となっているが、それを参加者が高校生であるということに絞った魅力的な旅提案をしてほしいというものです。

業者の方々から素晴らしい旅行行程計画が出るかどうかは不明ですが、回答を待ちたいと思います。

 

もう一つは東京見学です。

タイトルを付けるならば、

<近づいてくる東京オリンピックに向けて変わる東京と現在の東京の再発見>です。

これについては業者の方からは実はあまり良い反応はありません。

多分、高額な海外旅行と比べて安価な日帰り旅行から得られる手数料の少なさに対して、こちらがあまりにも様々要求を出すのでその実現の難しさやそれにかける労力の多大さが原因だろうと思われます。

私が求めたことの一つは都内中心地の高級ホテルでのバイキングです。

「フードツーリズム」という言葉があるくらいに、食べ物を通じて旅行を思い出深くすることが可能だろうと思いました。

普通は高校生団体が行かないような、そして普通はお昼の食事としてはもったいないようなランチを食べさせたいと思います。

すでに、事前打診した帝国ホテルからは断られたそうです。

縁ある東経大に絡めてホテルOもいいかなとも考えています。

その他、「右手に見えるのはスカイツリーです」的な旅は東京に暮らす高校生にとっては意味がないので、今しかできない、深く知ることができる東京見学ができればよいと思っています。

これも回答待ちです。

 

実は、上記2点の旅行案の途中経過を会議で話しました。

多くの時間と限られた条件の中で意味ある旅行を模索していた私なのですが、一部の出席者の反応は芳しいものではありませんでした。

「引率教員の目線で旅行見学が立てられていておもしろそうでない」

「生徒主体の思い出に残るようもっと楽しい旅行にしてあげたらよい」というような反対意見がありました。

私は、その反対者に問いました。

「楽しい旅とはどういう旅ですか?」

返答は

「富士急ハイランドや東京ディズニーランドで自由に遊ばせてあげたらよい」。

「ん~。」

価値観が違うので説得することはできそうにありません。

さて、どうしましょうか?

悩む日々が続いています。

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