芋焼酎はいかがですか?

英国の情報交換の場であったコーヒーハウスで芋焼酎はいかがですか?

『ベネッセが一杯』

2017-11-21 07:07:07 | Weblog

 ベネッセと言えば幼児から老人まで幅広い年齢を対象にビジネスを展開しています。

こどもチャレンジから進研ゼミ、そして有料老人ホームまでとその事業展開は多彩です。

高校教育に限って言えば、入学前にクラス分けに「スタディーサポート」を導入している高校は多いようです。

それは、学力や学習習慣をチェックするテストです。

基礎学習力に不安がある場合にはiPadなどのタブレットやスマホを利用してのICT教育の「すらら」も学校や塾で導入され利用されているようです。

また、高校生は在学中の3年間にわたって「進研模試」を受験。

さらに、ベネッセは学校教育へのICT導入の一環として「クラッシー」を学校団体に販売しています。

クラッシー(https://classi.jp)はクラウドを利用したサービス。

全校生がそのサービスに加入して、進研模試のデータを利用しての進学指導等の情報提供や管理が行われています。

保護者は模試や学習支援ソフトに多くの金額を支払わなければならないのです。

さ らに、加えて

文部科学省は新しい学習指導要領で「思考力・判断力・表現力」育成につとめることを打ち出しています。

私見としては「思考力・判断力・表現力」は多くの本をしっかり読んで、それについての感想や意見をまとめることで身につけることができると思うのですが・・。

ベネッセは、その育成にはテストで評価して、不足した力を育むことが必要だということを売り言葉にして「GPS」(Global Proficiency Skills Program)というテストを高校や大学に売り込みをしています。

英語分野においては、4技能(読む、書く、聞く、話す)を測るために大学入学試験に外部テストが導入されようとしています。

その筆頭は数年前からライティングも導入した英検ですが、

ベネッセもGTECという日本の大学入試に特化した英語テストを実施しています。

現在、GTECの受験者は英検の3分の1程度ですが、今後増加することが見込まれます。

 さらにさらに、eポートフォリオにもベネッセが参入。

アメリカの大学入試と同様に大学受験出願に今後取り入れられる可能性があるそうです。

とにかく、教育産業として学校のかゆいところに手の届くサービスをしてるベネッセの商品提供力のすごさには脱帽です。

それを取り入れないと取り残され、私立学校なら生徒募集に窮して潰れるよと不安を煽ってのサービスにも思えてしまいます。

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