「犯人に告ぐ」:システムとの向き合い方

2010-09-21 18:49:44 | レビュー系
「接吻」に引き続き、豊川悦司繋がりで「犯人に告ぐ」を見る。その中で気になったことについて書いておきたい。この作品で印象づけられるものの一つは、犯人の動機づけ(犯行に到る過程)に関する描写の少なさであり、それを批判したレビューも存在する。これはこれで妥当だと思うし、私自身も例えば「クロウカシス」という作品のレビューにおいて複雑な愛憎劇を描くのにシステムが邪魔をしていると批判しており、作中人物の内面描 . . . 本文を読む
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