映画「接吻」:沈黙、雄弁、「感情移入」

2010-09-26 18:24:33 | レビュー系
前に「犯人に告ぐ」の分析をやったので、豊川悦司繋がりで「接吻」の感想を書いておきたいと思う。簡単な紹介については予告編を見てもらうとして、ここでは強く印象に残った部分についてのみ触れる。まず最初に言っておくと、この作品を傑作たらしめているのは間違いなく小池栄子(主人公)の圧倒的な演技力である、ということ。豊川悦司(犯人)の寡黙な役回り、中村トオル(弁護士)のピエロ的な立場&棒読み(笑)というアシス . . . 本文を読む
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