王政復古期のフランスに舞い戻ってきた貴族たちの体たらくを見て「何事も忘れず、何事も学ばず」と言ったのはタレーランだが、どうやら民進党も同じらしい。つまり、(旧民主党時代に)政権を取った時のことを忘れられないらしいが、一方どうして政権を失ったかについては全く学んでいないようである。
これについて、先日次のような動画を見た。
民進党が . . . 本文を読む
答えを提示することは簡単である。単純にストーリーを作り込めばいいだけだからだ。しかしそのストーリーに乗っかりたいだけであるのなら、自分の見たいものしか見ない(そしてそれが止められない)という意味において、一体それは薬物中毒患者と何が違うのか。
カントのアンチノミーを思い起こしつつも、しかし今述べたような懐疑なくしては、ただの畜群と変わるところがないと私は思う。そのような立場か . . . 本文を読む