二「膠」対立からの脱却

2017-11-20 12:24:24 | 感想など
前にも書いたことだが、性善説や性悪説と聞くと、実に頭が悪いと私は感じる。というのは、それらでしばしば提示される事例自体はありえるとしても、それらが(他の事例に先んじて)人間の「本質」であるという根拠は何もなく、単なる信仰告白にしか思えないからだ(「酸素がないと人間は生きられない」であるとか、「心臓が止まると死ぬ」といったテーゼと同等の地位を得ることはない)。無数の事例を虚心に見れば要するに人次第・ . . . 本文を読む
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