郷壊し編を前に世界構造と勝利条件の考察をしておこう、というのが前回の記事だった。ここでは、鬼騙し編から猫騙し編にかけての展開を再考していくが、ただうみねこのなく頃にと同じで「推理は可能だが、それより共通の特徴を抽出することが重要」だと考えられるため(だから猫騙し編では細かい経緯が描かれない)、あくまで参考程度として読んでもらればと思う。
【これまでの展開推理】
〇鬼騙し編
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次から郷壊し編が始まるが、新EDもスタートということでいよいよクライマックスの趣が強くなっている。今回は、それに先立って一度1~17話までの展開を元に自分の予測を整理しておきたいと思う(なお、第17話の感想はこちらで、「北条沙都子」に関する考察はこちら)。
【「ひぐらしのなく頃に 業」の世界構造】
1:「ひぐらしのなく頃に 業」の舞台は偽りの昭和58年(以下「昭和58年」と表記 . . . 本文を読む