ここ数年の東中野駅に降り立った人は知っていると思うが、あのボロカスのようであった駅前がこじゃれた感じにパワーアップしているのだ。しかも本屋だとか成城石井が併設していてこれはホームもさぞや、と思い本丸に突入すると・・・そこは地獄のカサンドラもとい真ん中の席すら雨の攻撃を受ける素敵な造りのままである。
まあホームを拡張するには線路をいじらねばらならず、左右の道路状 . . . 本文を読む
松屋のカレーはお世辞にも「うまい!」と言える味ではないが、コストパフォーマンスが良いので気に入っている。しかしアレを食した後にトイレで小行為に及ぶと、なぜか強烈にあの松屋のカレーのスメルが漂ってくるのはなぜなのか。
もしかすると我々の想像もつかないようなデンジャラスサブスタンスによってアレは作られていて、素敵なサムシングの含まれない状態ではカレーの臭いも味も全くしないのではないか?もしこの見立て . . . 本文を読む
以前も書いたように、私はあまり宗教学というものに関心がなく、一方で宗教社会学には強い興味を持っている。その理由の一つは「なぜ日本人は無宗教なのか」という問題を探求する際にメンタリティ(国民性)重視の議論はむしろ問題を見えにくくすること、もう一つは矛盾なきよう体系化された(もしくはそうあろうと意図して作られた)教理そのものに強い胡散臭さを感じずにはいられないこ . . . 本文を読む
熊本地震に絡んだ自粛ムードへの批判記事(「誰がための自粛か」・「『一億総突っ込み』の不毛さ~」)と併せて、言説の名にすら値しない条件反射的な意見の吐き出し行為を問題として取り上げた。たとえば、生活保護やその不正受給とパナマ文書にまつわる権力者たちの「不正」に対する批判・興味の熱量の差異は、前者が社会を良化しようとする生産的な批判ではなく、ただの弱者叩きである . . . 本文を読む