気ままな趣味の散歩道

趣味にまつわる話題を、デジカメ画像などを活用し郷土の写真、菜園と園芸、郵趣、版画と年賀状などを紹介してまいります。

家康鷹狩りの地:田中城

2017-07-01 13:05:50 | ふるさと紹介
 今から500年ほど前、今川氏の時代にこの地(静岡県藤枝市)に城としての基礎をきづき、1560年に桶狭間の戦いで今川義元が戦死すると、甲斐の武田信玄の攻勢でそのもとに下り、信玄の死後には小田・徳川軍の攻勢で、1582年に開城されたという「田中城(下屋敷)」跡を訪ねました。

       
          (田中城本丸から移設された「田中城本丸櫓」)

 田中城は、明治に入り民間に払い下げたりして当時の面影はありませんが、僅かに下屋敷(下図の右下の赤囲みの場所)が発掘調査の跡として移設された建物の一部が残り史跡として無料開放されています。

        
              (発掘調査された「田中城遺稿図) 

  先日、その下屋敷を訪ねました。駐車場も完備され、下屋敷内も整然と整備され、庭園や建物にも入ることができます。

   
                 (下屋敷泉水と庭園)
 
 次の画像は本丸櫓の内部風景です。
 上段左が1F室内、右がその急な階段を上った2F室内。いろいろの歴史展示物がいっぱいです。
 下段左は2Fから眺める現在の藤枝市内。右は室内にあった城内の鳥瞰模型です。
 徳川家康も鷹狩りに出たときはここに立ち寄ったとのことです。

 

 次画像は、下屋敷内にある移設された建物など。
 茶室や長楽寺村郷蔵、仲間部屋と併設の厩(本物の馬がいるようでした)。



             
        幻の天守閣と言われる天守の復元模型と、完熟梅の連なる庭園風景。

 上の小画像は、外部から見た冠木門(かぶきもん)と本丸櫓です。
  
コメント
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