三条市の奥、守門岳の山麓で昔会津への街道があった吉が平というところがあります。今は廃村で小学校跡に山荘があり周囲にキャンプ場などアウトドアの施設があります。30年以上訪れていませんでしたが近くの池に珍しいトンボがいるということで植物の観察を兼ねて散策してみました。
山荘の向かい側の守門岳の登山口近くに名水の城ノ腰の清水がありました。脇に炭焼きの施設もあり丁度窯を修理して試し炊きを終えたところで、いよいよ本番の炭焼きにと薪を運び入れている最中でした。土産にと空のペットボトルを渡され名水を持ち帰ることになりました。地元の方の親切に感謝です。
アマゴイルリトンボというイトトンボが吉が平の奥の「雨生池」(まごいがいけ)や「大池」に生息しているというのですが、雨生池には環境的に生息していそうになく大池で探しましたが結果的に確認できずに終わりました。私はトンボのことはほとんど門外漢で話をしてくれる方に合わせてうなずくばかりです。とはいえ大池は原始の風情をたたえている所で小さな湿地もありいかにもアマゴイルリトンボが住んでいそうな場所に見えました。