久しぶりに小松原湿原に行きました。ワタスゲが見たいという方を連れてあいにくガスが立ち込め時々雨が降る中、ブナ林の中を歩いて3つある湿原の一番下の下の田代という湿原まで歩きました。今年は各地のワタスゲが奇麗だという話も聞いていて、期待しながらやや悪天候の中連れを励ましながらの散策でした。到着してみると期待通りの景観が広がっていて晴天時とは異なり霧に浮かぶワタスゲの絶景を楽しみました。
ワタスゲはカヤツリグサ科のワタスゲ属の種で花穂は穂状になっています。開花中は花弁はなくおしべが目立つ花穂なのですがすでに終わっていてわずかに花後直後のような状態のものが散見されました。この白い毛が発達して白い綿帽子のような形状になります。