越後88ケ所の散策道はこんもりとしていてとても薄暗くかつ湿度が高い環境に思えました。そんな中キランソウが見られましたが普段里山で見ているキランソウとは雰囲気が違います。光不足で弱弱しい個体と断ずるのは簡単ですが、この個体はこの環境下で長く生きてきた末裔と捉えると見方も変わってきます。
光の弱い環境下での個体ですからすべてにおいて貧弱です。葉も小型で毛もまばら。多年草という生活形ですが88ケ所内の環境下で生きていくときに弱い光でも耐えられるような性質を身に着けたとするとひょっとすると面白い発見かもしれませんね。さて?