糸魚川８８ケ所の散策道は森の中にあり大岩が多く湿り気が多いため岩に付着するコケ植物やシダ植物が豊富に見られます。この分野はほんの一部しか知識がないのですがそれでも気になったものをいくつか取り上げることにしました。まず、コケシノブです。シダ植物でコケ植物よりは体制が進んでいる植物と考えられていますが、コケシノブはシダ植物というよりはコケ植物に見えてしまいます。胞子の様子は観察できませんが不思議な魅力のある植物です。
比較的大きく目についたコケ植物です。コハネゴケというのが私の見立てなのですが、似た種もありはっきりしません。コケシノブ同様湿った岩上に着生していました。この仲間はコケ植物の苔類に分類されるものです。
庭でよく見かける銭後家の仲間ですが杯状体が見当たらないのでジャゴケとしました。これも比較的普通に見られる種のようです。他にもおびただしいほどの種があります。コケ好きの方はきっとここを歩くと感激するのではないでしょうか。お勧めです。