夢見平散策道でみたネコノメソウです。初めて見る種ですからいろいろ図鑑などを見ながら考察しています。ネコノメソウ族の中では小さくかつ地味な種です。それにようやく生育しだしたばかりで成長の進んだ個体を観ることができませんから、判断が間違えている可能性も大いにあります。とはいっても最も確からしいと思ったのがマルバネコノメソウです。
花は咲き言っていないものばかりでようやく開いているものを記録しました。おしべが8本確認できました。一つ問題があって、植物同好じねんじょ会の編纂した新潟県植物分布図集によるとマルバネコノメソウは苗場山周辺でのみ分布している種として扱われています。妙高笹ヶ峰では採集記録がありません。マルバネコノメと主張すると新しい分布地点になります。