強力な台風12号の勢いは静岡に近づくにつれて天竜を迂回して直撃はなくなった。風も雨も思ったほど強くはなかった。コースは異例の九州方面に向かった。畑を見たらゴーヤやエゴマが倒れかけていた。
キクイモやキュウリも倒れそうになっていた。影響は軽微というところでホッとする。前日に野菜の支柱を立てたりしたのも良かったのだ。いつもだと、近くの川の濁流の音が聞こえるはずだが、今回はあまり聞こえてこなかった。
倒れそうだったキュウリ畑に対しては杭を打ち補強をする。予定していた集落の道路法面の草刈りは中止となった。それでも集落では、昨日からきょうもホウズキの収穫・出荷が精力的に行われている。期間限定なので大雨でもやるのだという。災害列島にいつもの日常が始まっている。連動して思いだしたようにヒグラシが全身をこめて鳴き始める。