天竜のセニョール農園の急峻な山のハッサクを収穫に行く。今年は生り年だそうで一日では採りきれず二日にかけて剪定を兼ねて収穫する。収穫した半分は介護施設にお裾分けする。
先輩のセニョールさんは、オイラが「入植」したときの畑の師匠だった。それこそ訪問するたびに、さまざまな種類の野菜をいただいた。それを植えては増やしたりして、今ではセニョール遺産とでもいうような野菜がいまだにわが畑に健在なのだ。
きょうはブラボーさんにも応援をいただき一緒に入園する。あっという間にハッサクと甘夏をすべて収穫することができた。近所の人からは「うちでもハッサクはあるけど伸び放題で手も届かないしもうずいぶんと収穫もしていない」と助っ人がいることが羨ましそうだった。そのかたにもお裾分けする。セニョールさんの果樹への愛情をこれからしばらくオイラもありがたくいただくことにする。