山里に生きる道草日記

過密な「まち」から過疎の村に不時着し、そのまま住み込んでしまった、たそがれ武兵衛と好女・皇女!?和宮様とのあたふた日記

水撒きしていたらナニコレ…

2021-07-24 21:59:32 | 植物

 この灼熱地獄の中では、畑や庭の水撒きが日課となる。ときおりの一時的な雷雨・夕立はむしろ手抜きができるので歓迎だ。それでも、この作業だけでも1時間以上はかかってしまう。すべてを水撒きするには2時間はしっかりかかってしまうので、半分ずつやるのが精いっぱいだ。そんな水撒きの途中で、1cmくらいの小さな昆虫がブルーベリーの葉っぱで遊んでいた。

       

 相変わらず、ピントを外してしまう未熟さが残念だが、動く生き物をとらえるのはいつも難問だ。ちょっとみると、ハチなのかハエなのかアブなのかわかりにくかったが、複眼のようすからハエの仲間だと推察する。しかしあまり見たことのないハエだ。調べてみたら、「コンボウナガハリバエ」(ヤドリバエ科)のようだ。腹部が棍棒状なのはわかるが、ナガハリはわかりにくい。ヤドリバエは剛毛というから、それが「長い針」状態だというのだろうか。

                    

 成虫は樹液や花の蜜を吸うが、幼虫は他の昆虫に寄生するようだが、その実態はまだ解明されていないという。また、棍棒状の腹部はたしかに珍しいのもわかったし、光沢のある模様も魅力的だ。一部のアブのように血を吸わないのがなによりだ。なんとなく、ハエやハチそれぞれの個性を知らないで、「総論」ですましてしまってきた硬直を変更しなければならないね。

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