うだる暑さの中、アザミの上で休んでいた「ゴマダラカミキリ」を発見。カミキリムシの中でもとくに人気が高い昆虫だ。「ルリボシだっけ、ゴマダラだっけ」と記憶をたどり、体の黒さと星空のような斑紋の美しさから「ゴマダラ」となる。
しかし、コイツは農家にとってはかなり厄介な害虫なのだ。ミカンをはじめ果樹をしっかり食害される。以前は、地域的な防御のため農協がゴマダラカミキリを買ってくれた。こどもは絶好の小遣い稼ぎともなった。街路樹だってやられるから都会でも目撃される。そういえば、裏庭のカエデが突然枯れたのもそのせいかもしれない。髭もまだらでかっこいいしね、出会うと嬉しいんだけれでも、悪さをしていないかと疑ってしまう。
最近の「里山合唱団」は、ヒグラシとなった。それまではいろいろな野鳥のオーケストラがあった。ホオジロは先月末に撮影したもの。鳴き声が「一筆啓上仕り候」と聞こえるとされるがなかなかそうは聞こえてこない。元気なのは、「コジュケイ」の家族だ。「チョットコイ」と啼くので、行ってみると突然大きな声を張り上げて逃げていく。いくども突然出あいがしらで目撃をするが、なかなか画像が撮れないでいる。