田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

2008/1/25

2008-01-25 23:11:29 | Weblog
田舎生活の好きな皆さんお元気ですか。
この冬一番の寒さで、外に出ると冷蔵庫の中をあるくような気分。
今日は、若い人の就職支援センターは休み、釣りにと思ったが、天気悪そうで駄目。
暖房の効いた部屋で鋸の目立てに挑戦しました。

(鋸目たて)
竹田農園は、妻の実家で普段は空き家、妻の父親の愛用した農機具、大工道具がそのまま残っており、鋸も結婚して30年、妻の父親の鋸を使ってきました。
一番使っているのが、歯渡り50センチの大きな鋸。
これで、直径30センチ程のクヌギの木を山から切り出して、シイタケのホダ木にしたことも。
しかし、数年前から切れ味が悪く、昨年から、我が家に持ち帰り、そのうち、目たてをしようと放置。
目たては、鋸を研ぎ直すことだとは知っているが、実際にやったこともなく、見たこともない。
農園の林に、一本切り倒したい、貝塚伊吹の大木があり、そのため、この大鋸の再生が急務に。
妻は、父親が目たてをするのを見たことがあり、家の柱大の角材を短く切り、鋸を挟む板をこの角材に釘か何かで固定、これに鋸を挟んでヤスリで研いでいたとのこと。
草刈り機の刃はヤスリで普段研いでおり、研ぎ方と道具は大体理解。
先週、DIYのナフコで目立て用ヤスリは300円でゲット。
歯を固定する台も売ってないかと、店員さんに聞くも今は置いていないとのこと。
ネットで調べると、写真付き説明があり、1.2万円の受注生産。
妻に言うと、「父親も自分で作っていた、アンタもやってみたら」とうろ覚えで固定台の外見図を描いてくれる。
ネットの写真の形と随分違うが、機能は、鋸を磨きやすいように固定すると点で同じ。
我が家に以前、風呂場のスノコを作ろうと、製材所で買ってきたヒノキの板と角材が使われずに保管していたのを思い出し、角材と板を適当な長さに切って(これも切れない小型鋸使用)角材に板を釘で打ちつけると、あっけなく出来上がる。
これをペアで作り、針がねで密着させ、間に鋸を挟むと、簡単にヤスリでナマクラになった鋸の刃先を鋭角に削っていくと、刃先が銀色に輝き、いかにも切れそう。
大鋸、小型鋸の2本を仕上げる。
妻が「針金より、これで留めた方が良い」と、ハンガー掛けに使う、
小型のネジ式締め付け具を取り出してきて、目立て台は、完璧に。(冒頭の写真)
今度、農園の林の貝塚伊吹を切り倒そう。

(なぜアラカブ減った)
先日、コーラル丸でアラカブ釣りに行ったとき、響灘で釣りをしている船長たちが、アラカブが釣れなくなったとこぼしていたと、船長の川端さんから聞き、我々関門海峡で釣っている面々が産卵時期の冬場釣り過ぎるからだろうと、いう結論。
しかし、今日、NHKの地方番組で、玄界灘(響灘)で魚が取れなくなった、サンゴが増え、博多湾では養殖の牡蠣が8割死んだ、海水温の上昇が原因。
もっと詳しく解説があり、取れなくなった魚は、アラカブ・メバルが顕著。
これはメバル・アラカブが卵を産みつける海藻(ワカメか?)を、高い水温の好きな、バリ(アイゴ)が増加、徹底的に食いつくすためとのこと。
バリに食いつくされ、はげ山のようになった、唐津沖のかつての藻場のショックな映像も。
バリは毒バリがあり、内臓が臭いので、あまり狙って釣らないので、もっと漁師や釣り人はバリ狙いで釣ればどうかと、海藻の学者の話も。
今年は、瀬戸内側の周防灘では、牡蠣は順調な生育で、対馬海流がモロに入る、玄界灘、響灘が先にやられている様子。
10年前、関門の冬の定番だったアイナメが釣れなくなって5年、関門のアラカブも危うい様子。

(内子の蜂蜜屋さんより)
昨年夏、亡くなった父母の遺稿集を生前父母の好物の蜂蜜を送ってくれていた、蜂蜜屋さんの井上氏にお送りしましたら、下のようなお便り。愛媛県の内子町にお住まいで、蜂蜜はレンゲの頃が一番おいしかったようで、味は、忘れられません。病弱だった母が82歳まで生きれたのは、この蜂蜜のおかげかも。

 「大寒に入り、このところ寒さが厳しくなっておりますが、皆様お変わりございませんか。先日は竹田様の私文誌をお送り戴きましてありがとうございました。
大変ご無沙汰をしておりましたが、ご両親をお見送りされてお心お淋しいこととお察し致します。
私どもは竹田さんには蜂蜜の件で大変お世話になって感謝しております。
私もとっても淋しくなりました。
竹田さんは利口者だと見抜いておりました。立派な歴史があり、それを皆さんが残してあげられた
事も立派です。どうもありがとうございました。
香典でも送ろうかと思いましたが、迷惑になったらいけませんので、いつも愛用してくださった
蜂蜜少し送らせて頂きます。私の気持ちです。
皆さんがお元気でお幸せにお過ごしになられる事が一番の供養になるかと思います。
どうぞ皆さん、お元気でいつまでもお幸せでいて下さい。」

 なお、井上さんの店の電話番号は、
0893-44-4424 です。蜂蜜注文されるのでしたら、お電話下さい。

 明後日の日曜、コーラル丸でアラカブ、アジ狙いで出港予定。
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