田舎生活実践屋

釣りと農耕の自給自足生活を実践中。

棕櫚の木をイノシシ防御の柱にしてみる(2019/2/13)

2019-02-13 22:22:06 | 釣り・畑の実験と発見
農園に利用価値が分からず、ゴミとして燃やそうか、イノシシ防御柵の柱にしようか迷っていた、棕櫚の木、今日農園で柱に立ててみました。

 行は電車で行橋に行き、平成筑豊鉄道の気動車に乗り換え。

3駅目の豊津駅が近づくと、馬ケ岳、御所ケ谷の山並みが近づいてくる。

目的地の農園は、豊津駅下車でそこから自転車で20分、4キロメートル。


 問題の棕櫚の木は、屋敷の裏手に野良生して、高さが5メートル程になり、ちょうど一年前の今頃、苦労して(表面のヒゲが鋸の目に食い込んで、鋸では切れない)鉈で切り倒し、冬場の薪にでもなるだろうと、放置。
 昨年末、苦労して(やはり鋸では切れない)40センチ程の長さの棕櫚の木のブロックを4片作り、たき火コンロで燃やしてみたが、切り倒して10カ月たつのに水分が多いようで、自ら燃えるというより、周りの竹や薪の炎で焼かれて、すこしずつ炭になっていく感じで、薪としては利用価値低い。


 まだ3メートル程の棕櫚の丸太が残っており、なるようになれと、妻が日頃、使い物にならない、笹や段ボールを焼く空き地のたき火場所に転がして、何回か火にさらす。
 表面が黒く焦げただけで、まだズッシリトした立派な丸太。(冒頭)

 今日のたき火は、まだ木陰に転がしていた、棕櫚のブロック。
 切り倒して1年たつので、もう乾燥して燃えるだろうと、竹や雑木が勢いよく燃えるたき火コンロにこのブロックを投入。

 時々、表面の茶色のひげがチラチラ燃えるだけで芯まで火が通る気配はない。
 この間、一人バーベキュー。

 昼食も終わり、薪が尽きて、炎がたたなくなってから、焼け残った棕櫚のブロックの切り口を見ると、芯まで、茶色のヒゲが網の目状に巻いている。

 棕櫚の茶色の毛で編んだ布を固く心棒から幾重にも播いただけのものに見える。
 木部と言えるものは全くない感じ。

 ゴミとして燃やすことも出来ず(燃え尽きない)、一年乾燥させても薪にもならず、困った。
ダメ元で、イノシシ防御に畑の回りに作った柵の、朽ちかけた柱(山から切ってきた雑木の幹)を取り除いて、後に、表面黒焦げの棕櫚の木を立てることに。
 30分程で作業完了。

 棕櫚縄は、10年野ざらしにしても切れない・腐らないので、この棕櫚の柱、長持ちするかも。
 あるいは、雨に打たれて、水を吸った布団のように、ブヨブヨになって、柱の役目を果たせないかも。
 これは面白い実験。
 時々チェックしてみよう。
(2021/12に確認。3年弱たったが、しっかりした柱、腐っていない。棕櫚の丸太はイノシシ防御柵の杭にもってこい。)

 グリーンピースの支柱立ても完成。


 そろそろ引き上げようかというころ、遠くで猟銃の音が5、6発。
イノシシか鹿狙いだろう。

帰りは、迎えに来た妻の車に、自転車を折りたたんで載せて、わが家に。
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