石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

4月7日は足利市へ石仏巡り

2007年04月08日 | Weblog
4月7日は、佐野市在住の高橋氏と一緒に、栃木県足利市へ石仏巡りに行きました。朝9時に、猿田町の徳蔵寺さんで待ち合わせだったのですが、少しばかり早く行き過ぎたので、近くの上之宮神社の碑塔調査をしていて、気がついたら9時。慌てて徳蔵寺さんへ行きましたら既に(当然か!)高橋氏は来ていて、「千庚申堂」を住職さんに開けてもらっているところでした。何しろ、その千庚申塔を見たのはまだお堂の中に入っていない頃で、写真が出てこないために、今日はその写真撮影が目的だった。10時頃から、住職さんはお葬式の法要があるとのことだったが、迎えに来た車を待たせて私達に付き合ってくれました。本当にありがとうございました。
その後は、旧市内の神社仏閣回りを高橋様の先導で行い、沢山の興味ある石造物を実見する事が出来ました。その余りにも興味ある石造物の多さに、途中で頭がクラクラするほどでした。特に、西宮町の西宮神社でみた庚申塔銘文や「永代相撲寄進」碑、続いて長林寺の門前にある六体六地蔵の台座には血盆經銘文があり、こんな所にあったことに驚きました。銘文を高橋氏が手写ししてくれている間に、私は近くの「萬人講供養塔」を見に行きましたが、そこに刻まれている余りにも多い石文(願文)に、方法の手で逃げてきました。また、墓地内で単制石幢六地蔵を案内してもらったりと、とにかく呆れるほどの興味ある石碑に茫然自失です。
その後で訪れた高徳寺さん、つい先頃のお彼岸の時に火事にあって全てが焼け落ちている惨状をみて愕然としました。それでも、境内と墓地で庚申塔を調査。
そして本日最後の訪問地として、法玄寺さんを訪問。ここで、足利市では珍しい「徳本六字名号塔」と出会いました。その他、境内には興味ある石仏石碑が沢山ありました。また、墓地内の窪世升(升とあるのが良い!)を案内してもらったり、とにかく余りにも興味ある石造物が多すぎて、全てを調査出来ぬ内に時間ばかりが過ぎてしまい、途中で諦めました。再訪しなければと、心に強く誓って、夕刻が迫って混雑し始めた市街地を抜け、それぞれ帰路につきました。
本当に高橋様、ありがとうございました。今後とも宜しくご案内下さい。
HPの方へは、おいおい掲載していきますので、調査記録紙の清書がすむまで暫くお待ち下さい。
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