2009年6月20日、家を出たときは曇り空だったが今市地区へ入る頃には雨となり、仕方なしに山の中へ入るのを止めて、まずは神社訪問へと目的を切り替える。しかも過去に訪問済みの神社なので気が楽で、取りあえずは再調査と見落とし碑塔の確認を目的とする。しかし、今回も江戸時代の石造物は目にするもの全てを調査対象としているので、再調査とは言え初めから銘文の読み直しとなるので以外と時間がかかり、またそれらの全碑塔を写真に撮るので、2箇所を終えた段階で早くも午前10時を過ぎてしまったが、幸いにもこの頃から雨も止みだしてくる。
こうなると、気持ちは山の中の庚申塚へ入りたくなって、それまでにズボンとともにずぶ濡れになっていた運動靴から、車の中に入れてあった長靴に履き替えて1990年代に訪れて以来という芹沼地区南沢の庚申塚を目指す。ところが来てみると、昔あった山への入り口道路はなくなり、代わりに立派な農道が南北に直線で走っている。そのため、庚申塚が祀られている山が判らなくなり困ったが、流石は昔に一度来ていた場所だったので、適当に選んだ山の中へ入って無事に庚申塚を見つけることが出来た。しかし、雨上がりのもやった森の中の庚申塚の写真撮影には少々手こずったが…。
その後、前回に撮影を忘れた狛犬や碑塔の幾つかに立ち寄りながら、川室地区へ入る。そしてこの地の鎮守様である高雄神社へ立ち寄り、本日の昼食時間とする。この神社は、この地区へ来る度に休憩場所としていた場所なのでこれまでに何度も来ているが、改めて写真撮影やら森の中へ入ってもう一つの私の趣味である野草観察を行う。そしてそれは丁度良いときに来たようで、杜の下草に混じって「クモキリソウ」が沢山咲いていた。しばし、石仏のことを忘れて野生蘭としては地味なクモキリソウの写真撮影に夢中となる。また、もやった杜の中からは例の馴染み深いホトトギスの澄んだ声がすぐ近くで聞こえる。野鳥観察の大好きな私としては、その姿を求めて静かに佇んだが、所詮は天候が悪すぎてその姿を観察することは不可能だった。
そんなこんなで、すっかり遊んでしまった高雄神社を下って、神社入口にズラリと並んでいる家畜塔を今回は調査することにする。何しろ今までは、この場所の家畜塔はその数を数えただけで正確な調査はせぬまま見過ごしていたからだ。ここでも、以外と時間を使ってしまい、今日の石仏調査の進まぬ現状に愕然とする。「このままじゃイカン!」となって、この川室地区下の庚申塚はまだ未見だったので、本気になって石仏調査モードとして訪問し、五基の庚申塔を調査する。そして気が付けば、この段階でデジカメのメモリーが限界に来てしまっていたので、予備のメモリーと交換しようとして慌てる。それは、あるはずのメモリーを机の上に置き忘れてしまったのだ。仕方なしに、今日撮影した画像を点検しながら、ダブり画像を消して何とかあと8コマだけ撮影することが出来るようにする。そして鬼怒川バイパス沿いの稲荷神社へ行けば(ここは、バイパス沿いにあるためにいつでも来られると見過ごしてばかりいて、今回が初訪問)、そこには狛犬ならぬ狛狐像が何組も祀られている。こんな狛狐の写真を撮る空しさを覚えながら、貴重なコマ数を使って撮影。そして全てのコマ数を使い切ったところで、今回はまだ3時半と少し早いが帰宅することにした。それも皮肉なことに、この頃から雲の切れ間から晴れ間が覗きだした。勿論そんな帰り道は、遠回りしながら次回への下調べを兼ねての道を選んだのは言うまでもない。それにしても、流石に梅雨ですね。今度の土曜日もこの様な天気となるのでしょうね。それでも、あの真夏の暑さよりはこの様な梅雨空の方が調査には良いですね。
こうなると、気持ちは山の中の庚申塚へ入りたくなって、それまでにズボンとともにずぶ濡れになっていた運動靴から、車の中に入れてあった長靴に履き替えて1990年代に訪れて以来という芹沼地区南沢の庚申塚を目指す。ところが来てみると、昔あった山への入り口道路はなくなり、代わりに立派な農道が南北に直線で走っている。そのため、庚申塚が祀られている山が判らなくなり困ったが、流石は昔に一度来ていた場所だったので、適当に選んだ山の中へ入って無事に庚申塚を見つけることが出来た。しかし、雨上がりのもやった森の中の庚申塚の写真撮影には少々手こずったが…。
その後、前回に撮影を忘れた狛犬や碑塔の幾つかに立ち寄りながら、川室地区へ入る。そしてこの地の鎮守様である高雄神社へ立ち寄り、本日の昼食時間とする。この神社は、この地区へ来る度に休憩場所としていた場所なのでこれまでに何度も来ているが、改めて写真撮影やら森の中へ入ってもう一つの私の趣味である野草観察を行う。そしてそれは丁度良いときに来たようで、杜の下草に混じって「クモキリソウ」が沢山咲いていた。しばし、石仏のことを忘れて野生蘭としては地味なクモキリソウの写真撮影に夢中となる。また、もやった杜の中からは例の馴染み深いホトトギスの澄んだ声がすぐ近くで聞こえる。野鳥観察の大好きな私としては、その姿を求めて静かに佇んだが、所詮は天候が悪すぎてその姿を観察することは不可能だった。
そんなこんなで、すっかり遊んでしまった高雄神社を下って、神社入口にズラリと並んでいる家畜塔を今回は調査することにする。何しろ今までは、この場所の家畜塔はその数を数えただけで正確な調査はせぬまま見過ごしていたからだ。ここでも、以外と時間を使ってしまい、今日の石仏調査の進まぬ現状に愕然とする。「このままじゃイカン!」となって、この川室地区下の庚申塚はまだ未見だったので、本気になって石仏調査モードとして訪問し、五基の庚申塔を調査する。そして気が付けば、この段階でデジカメのメモリーが限界に来てしまっていたので、予備のメモリーと交換しようとして慌てる。それは、あるはずのメモリーを机の上に置き忘れてしまったのだ。仕方なしに、今日撮影した画像を点検しながら、ダブり画像を消して何とかあと8コマだけ撮影することが出来るようにする。そして鬼怒川バイパス沿いの稲荷神社へ行けば(ここは、バイパス沿いにあるためにいつでも来られると見過ごしてばかりいて、今回が初訪問)、そこには狛犬ならぬ狛狐像が何組も祀られている。こんな狛狐の写真を撮る空しさを覚えながら、貴重なコマ数を使って撮影。そして全てのコマ数を使い切ったところで、今回はまだ3時半と少し早いが帰宅することにした。それも皮肉なことに、この頃から雲の切れ間から晴れ間が覗きだした。勿論そんな帰り道は、遠回りしながら次回への下調べを兼ねての道を選んだのは言うまでもない。それにしても、流石に梅雨ですね。今度の土曜日もこの様な天気となるのでしょうね。それでも、あの真夏の暑さよりはこの様な梅雨空の方が調査には良いですね。