石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

4月10日も田沼町の石仏巡りでした

2010年04月11日 | Weblog



 今年の異常に遅かった桜開花も、ようやく当地に到着しました。宇都宮から田沼町までの約1時間の通勤?時間、車中から常に満開の桜を眺めながら気分よく現地に到着しました。
さて今回も、先週に引き続いての田沼町(現。佐野市)閑馬、栗木内地区の庚申塔調査です。始めてみると以外に簡単に終わり、午前11時半には前回の見直しや写真撮影を含めて終了してしまいました。その、今回の調査が終えた庚申塔群のひとつの写真が上段に掲載したものです。埋もれていたものや、倒れていたものを起こしての記念写真です。
 午後からは、閑馬地区のまだ実見していない碑塔調査に入りました。その地区ごとに総当りで、人家を訪ねては聞き込み調査です。おかげで、沢山の思わぬ碑塔が記録できました。下段に掲載した写真はそんな一例で、山の中にある廃寺跡を地元の方の案内で訪れ、正徳2年銘のすばらしい丸彫り大日如来像等にお目にかかれました。そんな山の中にもぐっていたので、里へ出てきたのは4時を過ぎてしまい、もう2箇所を訪ねる予定だった場所は次回へ繰越となってしまいました。特に、千庚申山は桜が満開となって美しい風景となっていたのに、写真に撮れなかったのが残念です。多分来週には、その桜も散ってしまうでしょうね。いずれにしても、次回も今回の田沼町閑馬地区を訪ねて、一通り終了させようと思っています。
 いや~あ、本当にこの季節は楽しいですね。次回が待ちきれない思いです。
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