那須町に、珍しい青面金剛像容の台座に面白い絵柄がついているという話は、今から20年も前に聞いていたので、「それは何とも見たいものだ」とその当時は随分捜し歩きましたが見つからずに今日まで過ぎてしまいました。そんな話を聞いた山口氏が早速にその場所を探し出してくれましたので、出かけてきました。その場所は、行ってみれば何のことはない。かつて馬頭観音の調査の折にその脇を何度も通った道沿いにあった。それが今回掲載した画像である。
さて、そんな調査も台座銘文にある三面の拓本を採ってもまだ昼飯前。そこで、本当に暫くぶりに、高久乙地区の馬頭観音街道を訪ねてみれば、その昔の道の雰囲気は全くなくなり、ただの田舎道。しかもその道路脇には沢山の馬頭観音様が立ち並んでいたが、その雰囲気も全く感じられない。それらしき箇所は、通過しただけだが2か所のみ。かつては、毎年5月の連休といえば必ず訪れてのんびり写真を撮ったりして、のんびり過ごしていた場所へ立ち寄り、早めの昼食とする。この場所だけは、昔の雰囲気が残っていて、沢山ある馬頭観音様の姿もそのまま思い思いに並んでいた。昔の思い出を回顧しながら、ゆっくりゆっくりと食事時間をすごし、暫くぶりに出会えた馬頭観音様の同じ写真を撮影したりして時間を過ごしてから、のんびりと田舎道を選んで宇都宮迄へ帰る。