石碑調査(栃木県限定)と拓本等について(瀧澤龍雄)

石碑の調査(栃木県内限定)を拓本を採りながら行っています。所在地などの問い合わせは不可です。投稿は、実名でお願いします。

2009年4月4日は、栃木県今市市の石仏碑塔調査でした。

2009年04月05日 | Weblog
 流石に当地も春らしく、温かくなりましたので、今回は久しぶりに栃木県今市市(現日光市)へ行きました。そして、今回から今市市の碑塔調査は、各地域毎に丁寧に見ていって、今までのような思いつき巡りは止めようと思います。また、過去に調べた2000年までの碑塔調査は一旦振り出しに戻し、ゼロから調査し直しをしようと思っています。その後の著しい農村地区の開発に伴って、多くの碑塔が移動され、時には以前にあった碑塔が見つからないこともあり、改めての再調査も必要と考えてのことです。
 そんな訳で、今回は宇都宮市に隣接する今市市嘉多蔵から調査開始と致しました。山の中にあるものも、その地区毎に聞き込み調査をして探し出して午前中に終了。その後は嘉多蔵に隣接する沓掛地区へ入りましたが、20年ほど前は山だったところも今では立派な道路が通っていて、その変貌振りに驚きつつ調査を開始し、あちこちの農家を訪ねては情報を入手して過去に調べていた以外にも幾つか新たに収集出来ました。そして沓掛地区が終わり、時計を見てみるととうの昔にお昼時間が過ぎていまして、少しばかり熱中しすぎたと反省しつつ、その隣の小林地区へ入りました。この小林地区での一つの休憩場所である滝尾神社へ早速向かい、そこで思いっきり時間を取って昼時間としました。勿論この場所も過去に調査済みでしたが、今回は鳥居や手水鉢に灯篭・狛犬などの付属物も丁寧に記録しました。
 小林地区は、この周辺では碑塔の多いところなのでこれまでに何度も通いましたが、それら調査済みの碑塔も全て再調査することにしてまずは農業記念碑敷地に周辺から集められた碑塔群の調査開始。過去にここへは何度か来ていたので、改めての再調査に少しばかり熱が冷めてしまいましたが、それでも根性で同じものを再調査。当然、その碑塔群にあるもので、銘文の読めないものは、今回も読めずに独り苦笑いです。その後も小林地区の碑塔調査を夕方まで続けましたが、全てを調査するには至らず時間が来てしまいました。その中の幾つかの既訪問場所は、今回来てみて場所が分からなくなってこれまた独りで苦笑いという場面もありました。次回も、この小林地区から再開することにして、帰宅する頃には薄着してきた身に少しばかり寒さを感じる日光連山からの風が吹き出していましたので、やはり暖かくなったからといって油断は禁物です。次回から、ジャンパーを一枚車の中に置くことにしましょう。
 今回の別HPの方への画像紹介は、明日以降になります。数だけは、全ての碑塔を撮影してきましたので多く、その中から何点か選ぼうと思っています。
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