一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

映画『検察側の罪人』 ……キャストはなかなかなのだが、原作、脚色、演出が……

2018年09月03日 | 映画
本作『検察側の罪人』は、 雫井脩介のミステリー小説を、 木村拓哉と二宮和也の初共演で映画化したものである。 監督は、原田眞人。 当たり外れの多い監督で、(あくまでも極私的感想) 私にとっては、アメリカ(ハリウッド)かぶれの監督という印象が強く、 傑作と呼べる作品は、『駆込み女と駆出し男』(2015年)くらいしか思いつかない。(コラコラ) だが、日本映画界では、「巨匠」などと呼ばれ、 . . . 本文を読む