一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

『愛なき世界』(三浦しをん∕中央公論新社) ……植物愛にあふれた人々の物語……

2018年10月16日 | 読書・音楽・美術・その他芸術
三浦しをんの最新刊(2018年9月10日初版発行)小説である。 キャッチコピーは、 恋のライバルは草でした。(マジ) 続けて、 植物愛にのめりこむ変人たちの純愛活動 とある。 「恋人たち」ではなく、 「変人たち」というところが、なんだか面白そうだ。 山歩きをしていると、 多くの植物に出逢う。 すると、植物に対する関心も自ずと高くなり、 このブログに写真も掲載してきた。 なので、 . . . 本文を読む