一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

積雪の天山 ……天川集落から歩いて登り、展望とプチ“エビの尻尾”を楽しむ……

2021年01月04日 | 天山・彦岳


1月3日(日)

年末年始仕事をしていた私の、
今日が、今年最初の公休日であった。
元旦に、冠雪した天山を見てから、


最初の公休日には天山に登ろうと決めていた。
年末年始に降った雪が、まだかなり残っていると思われ、
ノーマルタイヤの車でどこまで行けるか分らないが、
車で行けるところまで行って、
そこから歩いて登ればいいと考えていた。

天川集落までは順調に車を走らせることができたが、
天川集落を出ようとする急坂からアイスバーンとなっていた。
道横の広くなった場所に車を駐め、ここから歩き出す。


天山スキー場からの道に合流し、軽快に登って行く。


ザクザクと凍った雪を踏み砕く音が心地好い。


天山ダム分岐を通過。


凍った雪の表面が朝陽に輝く。


なるべく新雪の上を歩くようにしながら、


滑らないように気を付けて登って行く。


上宮登山口へ通じる道との分岐を通過。


天川登山口に到着。
45分ほどでここまで登ってきた。


まだ雪がたっぷり残っていた。


嬉しい。


ゆっくり登って行く。


小動物の小さくて可愛い足跡を発見。
「きみはいったい誰なんだい?」


楽しくて仕方がない。


この先の左側の、


いつもの場所でパチリ。


山頂が近づくにつれ、風が強くなってきた。


風紋もあった。


もうすぐ山頂。
風に吹き飛ばされたのか、山頂付近は雪が少なかった。


天山山頂に到着。


山頂は雪が少なかったが、
稜線にはまだたっぷり雪が残っていた。


深いところでは30cmほどもあった。


楽しい。


北側(背振山地方面)も、


南側(佐賀平野方面)も美しい。


登って来て、良かった!


石碑や道標には、プチ“エビの尻尾”ができていた。


朝陽を浴びて融けかかっていたが、可愛い。






南側で、風を避け、こんな風景を眺めながら、
レモンティーとアップルパイと野菜サンドでランチ。
最高!




その後も、存分に雪を楽しんで、


天山を後にした。
今日も「一日の王」になれました~


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