一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

八幡岳 ……イチヤクソウ、コキンバイザサ、モミジウリノキなどの花々を楽しむ……

2020年06月09日 | 八幡岳・女山(船山)・眉山

6月8日(月)
八幡岳が賑わうのはオオキツネノカミソリが咲く夏(7月下旬~8月上旬)のみで、
その他の季節は登山者が意外に少ない。
天山や作礼山と比べ、珍しい花が多くないというのもあるが、(本当はそうでもないのだが)
山頂まで車道が通じているし、山頂には電波塔が乱立しているので、
登山の対象としては魅力の乏しい山になっている……というのが大きな原因として考えられるであろう。
そんな八幡岳であるが、
なるべく静かな山歩きがしたい私にとっては格好の山で、
花だけが目当てのYAMAP族に遭遇することも少なく、
“コロナの時代”には最適の山ではないかと思う。
ということで、
公休日の今日、午前中は八幡岳で散歩(山歩)してきた。
(午後からは映画を見に行ったのであるが、レビューはまた後日)

八幡岳中腹から、
天山や、


作礼山を眺める。
いいね~


まずは、大平展望所に寄って、


水田になった蕨野の棚田を眺める。


ハートの部分も田植えが終わっているようだ。


いつもの場所で、八幡岳をパチリ。


池は水位がかなり下がっていた。


では、早速、散歩(山歩)で出逢った花を、
少しだけ紹介しよう。
まずはユキノシタ。
群生しており、ずっと向うまで咲いている。


小さな花だが、これだけ咲いていると迫力がある。


八幡岳のヤマボウシは、今年はちょっと少なめな感じ。


私の好きなモミジウリノキの花も、


今年は花数が少なかったような……




それでも、このリボンのような花を見ると、心が和む。


近くにスイカズラも咲いていた。


ヤマツツジの赤い花は、八幡岳のあちこちで見ることができた。


イチヤクソウを見に行くと、


少しだけ咲いていた。


この花を見ると、6月になったことを実感する。




下からもパチリ。


いいね~


ナワシロイチゴや、


ウツボグサも咲いていた。


ウツボグサはありふれた花だけれど、
花の色が美しい。


草原でコキンバイザサを探すと、
ようやく一輪だけ見つかった。


今日も「一日の王」になれました~


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