6月8日(月)
八幡岳が賑わうのはオオキツネノカミソリが咲く夏(7月下旬~8月上旬)のみで、
その他の季節は登山者が意外に少ない。
天山や作礼山と比べ、珍しい花が多くないというのもあるが、(本当はそうでもないのだが)
山頂まで車道が通じているし、山頂には電波塔が乱立しているので、
登山の対象としては魅力の乏しい山になっている……というのが大きな原因として考えられるであろう。
そんな八幡岳であるが、
なるべく静かな山歩きがしたい私にとっては格好の山で、
花だけが目当てのYAMAP族に遭遇することも少なく、
“コロナの時代”には最適の山ではないかと思う。
ということで、
公休日の今日、午前中は八幡岳で散歩(山歩)してきた。
(午後からは映画を見に行ったのであるが、レビューはまた後日)
八幡岳中腹から、
天山や、
作礼山を眺める。
いいね~
まずは、大平展望所に寄って、
水田になった蕨野の棚田を眺める。
ハートの部分も田植えが終わっているようだ。
いつもの場所で、八幡岳をパチリ。
池は水位がかなり下がっていた。
では、早速、散歩(山歩)で出逢った花を、
少しだけ紹介しよう。
まずはユキノシタ。
群生しており、ずっと向うまで咲いている。
小さな花だが、これだけ咲いていると迫力がある。
八幡岳のヤマボウシは、今年はちょっと少なめな感じ。
私の好きなモミジウリノキの花も、
今年は花数が少なかったような……
それでも、このリボンのような花を見ると、心が和む。
近くにスイカズラも咲いていた。
ヤマツツジの赤い花は、八幡岳のあちこちで見ることができた。
イチヤクソウを見に行くと、
少しだけ咲いていた。
この花を見ると、6月になったことを実感する。
下からもパチリ。
いいね~
ナワシロイチゴや、
ウツボグサも咲いていた。
ウツボグサはありふれた花だけれど、
花の色が美しい。
草原でコキンバイザサを探すと、
ようやく一輪だけ見つかった。
今日も「一日の王」になれました~