
8月31日(土)
台風10号は佐賀上空に長く留まっていたが、
“台風の目”の中に入っていた所為か、
雨も風も、それほどではなかった。
台風一過。
今日は「快晴」の予報が出ていたので、
久しぶりに天山に朝駆けしようと思った。
家を出るときは星も月も出ていたので、
〈美しい御来光が拝めるかも……〉
と期待しつつ、車を天川登山口へ走らせた。
だが、天川集落を過ぎた頃からガスが出てきて、
登山口駐車場に着く頃には、すっぽりとガスに包まれていた。
御来光が拝めるかどうかは、運次第。
拝めなかったら、花を楽しめば好い。
出発。(フラッシュ撮影)

ゆっくり登って行く。

もうすぐ山頂。

天山山頂に到着。


稜線はガスに覆われてまったく見えない。
風も強い。
山にはまだ台風の余波が影響していた。

日の出時刻(5:52)になっても、ご覧の通り。
御来光は絶望的……

それでも、待つ。

ガスが北側から南側へ物凄いスピードで流れていく。

時々、ガスが途切れる。

「おっ!」

6:00
キタ~~~

8分遅れの御来光。

太陽が顔を出すタイミングを狙ってシャッターを切る。




こんな御来光も好い。

さあ、稜線散歩へ。

オミナエシ、

サイヨウシャジン、

ホソバシュロソウが、
朝陽を浴びて輝く。

稜線でもノダケを見ることができた。

イタドリや、

モウセンゴケも、
朝陽を浴びて嬉しそう。

キュウシュウコゴメグサや、


マツムシソウも、
台風に耐えて、美しい花を咲かせている。

美しい。


ホソバノヤマハハコが、開花し始めた。


タンナトリカブトや、

センブリも、
もうすぐ開花するだろう。

いつもの場所で、(お約束の)足長おじさん。(笑)

こんな風景を見ながら、モーニング珈琲。


本日の「天山南壁」。
険しそう~

山頂へ戻ると、ガスはすっかり晴れていた。

まさに台風一過。
雲仙もうっすら見えた。

これからちょっとだけ私の山歩道(散歩道)へ。

ノササゲを見ながら歩いていたら、

ツルニンジンを発見。

8月23日に見て以来、
5箇所ほどでツルニンジンを確認。

この花に逢えると、なんだか嬉しい。

ム〇〇ソウもまだ頑張っている。

可愛い。

ミヤマウズラのプチ群生地へ行ってみると、
多くの株が開花していた。

とぼけた表情。

たくさん飛んでいる。

イイね~

スクッと立っているカッコイイ株を発見。

表情は独特。

ミヤマウズラはずっと見ていたい感じ。
飽きることがない。

最後に、昨年見つけたスズコウジュの群生地へ。

【スズコウジュ】
シソ科(APG分類:シソ科)の多年草。地下茎はところどころ球状に膨らむ。茎は高さ20~30センチメートル、まばらに分枝し、脈上に細毛がある。葉は対生し、卵形で長さ2~4センチメートル、まばらに毛がある。8~10月、長さ5~6ミリメートルの下向きの白色花をまばらにつける。山地の木陰に生え、関東地方以西の本州の太平洋側および四国から九州に分布する。名は、本種がコウジュ(香薷すなわちナギナタコウジュの中国名)の近縁種で、花が鈴を思わせるのでいう。スズコウジュ属は日本特産で、1属1種である。

近くでは福岡県脊振山系金山での自生が知られているが、
福岡県のレッドデータブックでは絶滅危惧Ⅰ類に登録されている。
佐賀県でも「佐賀県レッドリスト2020」(植物編)によると、
絶滅危惧Ⅰ類種に登録されているようだが、
佐賀県の山での目撃情報はほとんどないと言っていい。
大分県では準絶滅危惧 (NT)で、
長崎県ではそもそも自生していないようだ。
そんなスズコウジュが、天山で見つかるとは……
驚くと同時に、天山の奥深さを知らされたものだった。

昨年は9月12日に見つけたのだが、
〈いつから咲くのだろう……〉
と、8月中旬から時々見に来ていたのだが、
今日(8月31日)、初めて開花を確認。

嬉しい。

これから花を増やしていくことだろう。

楽しみで仕方がない。

今日も「一日の王」になれました~


