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一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

タンナトリカブト、ムラサキセンブリが開花した天山 ……御来光や雲海も堪能……

2024年09月18日 | 天山・彦岳


9月17日(火)

今日も日中は気温が37℃を超えると天気予報が告げていた。
〈ならば早朝……いや、いっそのこと朝駆けしよう……〉
と思い立ち、天山へ。
車で家を出るとき、空が曇っていて星が見えなかったので、
〈御来光は無理か……〉
と半ば諦めていたのだが、
天川登山口に近づくと、雲が少なくなっていた。
〈御来光が拝めるかも……〉
急いで準備し、軽くストレッチをして、すぐに出発。(フラッシュ撮影)


いつもの場所でパチリ。
晴れてきた。


もうすぐ山頂。


天山山頂に到着。


今日は、あの辺りから太陽が出るようだ。


日の出時刻が近づいてきた。


キタ~~


素晴らしい御来光。






(家を出るときは)期待していなかっただけに、嬉しさ倍増。


今日は遠望が利き、
くじゅう連山、


阿蘇山、


由布岳、


英彦山まで見ることができた。


北西の方角には、雲海が出来ていた。


いいね~


さあ、稜線散歩へ。


マツムシソウ、


サイヨウシャジン、


ヒメアザミなどが朝陽を浴びて美しく輝いている。


キュウシュウコゴメグサもまだまだ元気だし、


ホソバノヤマハハコも(陽が当たって)開花するのを待っている。


今日の第一の目的、タンナトリカブトの花を探す。


こちらは、ほぼ開花しているが、
まだ紫色に成り切っていない。


しばらく探すと、
「あった~」


早い年には8月下旬には開花するのだが、
今年は9月になっても猛暑日が続き、開花が遅れていたのだ。


やっとタンナトリカブトの花を見ることができた。


嬉しい。


そして、今日は、ウメバチソウの(三つの)蕾も確認することができた。


三つの蕾をひとつずつ撮っていく。




今年もウメバチソウの花を見ることができると思うと嬉しくてならない。


稜線のムラサキセンブリも開花間近。


(いつもの場所で)お約束の「足長おじさん」。


こんな風景を見ながらモーニング珈琲。


本日の「天山壁」。


山頂に戻り、


“私の山歩道”へ。


まず、アケボノソウを見に行く。
たくさん咲いていて嬉しい。


ここではもうピークを迎えているようだ。


ツルニンジンも数箇所で確認できた。


花期は案外短く、前回確認できた場所ではもう終わっていたりする。


キバナアキギリは数を増してきた。


もうしばらくすると、群れ咲く姿が見られるだろう。


カワミドリがまだ咲いていた。


こちらは花期が案外長い。


オタカラコウは花を増やしていた。




レイジンソウは、最初に咲いた花は終わり、
次の蕾が咲き出していた。




そして、ムラサキセンブリ。
開花していました~




“山歩道”のムラサキセンブリ(の開花)は、ちょっぴり期待していたので、
嬉しい。


もっと開いている花はないか……と探すと、
「あった~」


美しい。


嬉しくて堪らない。


麓ではヒガンバナがあちこちで見られるようになってきた。


今日も「一日の王」になれました~


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