一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

キッコウハグマが咲き始めた作礼山 ……センブリやツクシミカエリソウも群生……

2023年10月14日 | 作礼山


10月13日(金)

そういえば今日は“13日の金曜日”だった。(笑)
でも、特に気にすることもなく作礼山へ。
もうそろそろキッコウハグマが咲き出す頃だと思ったからだ。

9合目駐車場には一台の車もなかった。
嬉しい。
軽くストレッチをして、出発。


ゆっくり歩いて行く。


みどり池を経て、


中の池へ。


もう黄葉が始まっていた。


そして、ジュンサイ池。


モウセンゴケにご挨拶。


雰囲気の好い道を通って、




作礼山山頂(西峰)へ。


周囲は木々に覆われおり、ほとんど展望はない。


僅かに唐津湾が見えた。


東峰へ向かう。


古い道標があった。
56.9は、昭和59年9月の意か。
39年前なので、厳木町商工会青年部の皆さんも高齢者なっていることであろう。


長い階段を上って、


東峰に到着。


東峰からは天山が見えた。
今頃は(県内外から訪れた)登山者で賑わっていることだろう。


この後、花散策へ。
アキチョウジが群生していた。


ありふれた花だけど、


この花の色が好きだ。


ツクシミカエリソウもたくさん咲いていた。


別名オオマルバノテンニンソウ。


美しい花だ。


ジンジソウも群生していた。




ジンジソウとツクシミカエリソウとのコラボ。
いいね~


秋の黄色い花の代表、キバナアキギリはもう終盤を迎えていた。


オタカラコウもピークを過ぎた感じ。


でも、アキノキリンソウは今がピーク。


あちこちで見ることができた。


可愛い。


そして、今、作礼山で最も勢いがあるのは、センブリ。


まだ蕾が多いが、もう“センブリ祭り”状態。


ワッショイ!


ワッショイ!


小さな株も、可憐で美しい。






センブリの花の蜜を吸っていたツマグロヒョウモンをパチリ。


ワッショイ!


ワッショイ!


ワッショイ!


楽しくて仕方がない。


本日の目的の花、キッコウハグマの花を探すが、まだ蕾が多かった。


でも、よ~く探すと、
「あった~」。


ひとつ見つかると、次々に見つかった。




小さくて、可愛くて、大好きな花。


上を向いて咲いている花があった。


少し角度を変えてパチリ。


いいね~


天山とは違って、静かな山歩きを楽しむことができ、
秋の花々にもたくさん逢うことができた。
今日も「一日の王」になれました~


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