一日の王

「背には嚢、手には杖。一日の王が出発する」尾崎喜八

牛尾山 ……奇跡的な初日の出と、もう咲き始めていた蝋梅や菜の花を楽しむ……

2024年01月02日 | その他・佐賀県の山


1月1日(月)

元旦。
5:00頃に目覚めると、雨音がしていた。
〈これじゃ、初日の出は無理だな~〉
と思いつつも、起床し、炬燵で本を読んでいた。
6:00頃に外へ出てみると、空の9割は黒雲に覆われていたが、
東側の空の狭いスペースに僅かに星が見えた。
当初、(晴れていたら)初日の出を見に、天山への登山を考えていたが、
天山方面は雲に覆われていたので、
〈低山の牛尾山だったら、もしかしたら初日の出が拝めるかも……〉
と、急遽、牛尾山へ行くことを決断。
用意をして、車で家を出る。

牛尾山は丘みたいな低山で、山頂まで車で行くことができるが、
私はあえて麓から歩いて登った。

山頂部の見晴らしの良い場所に到着。
雲は多いが、
〈初日の出を見せてくれ~〉
と、祈る。(笑)


初日の出は、あの辺りから出るようだ。


明るくなってきた。


日の出時刻になるが、雲が邪魔して太陽が見えない。


ズーム。
あと少し。


キタ~~~


2024年が始まった。


牛尾山へ登る途中にも雨が降っていたので、半分諦めていたのだが、
奇跡的な初日の出。


美しい。






気が付くと、親子連れやカップルなども近くにいて、初日の出を拝んでいた。


佐賀市方面を見ると、バルーンが一基浮かんでいた。


ズーム。
バルーンの近くを鳥が飛んでいた。


幻想的な風景。


ズーム。
バーナーの炎が見えた。


太陽は再び雲に隠れ、
“天使の梯子”が出来ていた。


“天使の梯子”とバルーンの競演。
素晴らしい。


梅林の向こうに両子山が見えた。


天山はやはり雲に覆われている。
(天山に登った人のSNSを見ると、やはり天山山頂からは初日の出は拝めなかったようだ)


超低山でも、一応登山なので、三角点(四等三角点)へ。
だが、木の枝に隠れ、見えなくなっていた。


枝をかき分け、パチリ。




この後、牛尾山の中腹にある牛尾神社へ。




初日の出を拝んだあとに、初詣もできるのだ。


牛尾山では、まだ紅葉や、黄葉も見られたが、




春を感じさせるホトケノザや、


ナズナや、


菜の花も見ることができた。




そして、蝋梅(ロウバイ)。


まだ蕾が多かったが、




よ~く探すと、開いた花を発見。




いいね~


一つ見つかると、次々に見つかった。




諦めかけた初日の出も見ることができたし、
蝋梅の花も見ることができた。
今日も「一日の王」になれました~
そして、今年も「一年の王」になるぞ~

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