
10月8日(火)
6日前に作礼山を歩いたときに、
キッコウハグマの蕾がふくらんでいるのを見て、
開花が近づいているのを感じた。
作礼山のキッコウハグマは例年10月15日前後に開花するが、
今年は1週間ほど早くなりそうな予感がした。
で、それを確かめに、再び作礼山を歩いてきたのだった。
今日も、9合目駐車場には1台の車もなかった。(しめしめ)

天気予報は「晴れ」であったが、
山はガスっており、時折雨も降ってきた。

幻想的な雰囲気。

池に到着すると、幻想的な雰囲気が一層増した。

むしろ、神秘的な雰囲気とでも言おうか……

池の周囲の木々も、色づき始めている。


湿度が高いので、キノコを多く目にする。

とりあえず山頂を踏もうと、今回は東峰へ。

東峰にあるヤマボウシが実をつけていた。

この後、花散策へ。
まずはキッコウハグマの花を探す。

「咲いてた~」

ひとつ見つかると、次々に見つかった。

嬉しい。

開きかけの花もカワイイ。

ねっ。

1週間のあいだに、こんなに咲いているとは思わなかった。

「キッコウハグマ祭り」がもう始まっていた。

別の場所に移動するが、
そこでも開花していた。

楽しくて仕方がない。


作礼山は、キッコウハグマが多く咲く山で、
これからは至る所で見ることができるだろう。

でも、小さな花なので、よく探してね。

今日は、ツインの花を多く見かけた。

大満足の作礼山であった。

まだ終わらないよ。(笑)
次は、センブリを見に行く。

ガスっていて陽が差していないので、花は閉じたまま。

それでも、わずかに開いている花をパチリ。

今度は晴れた日に来るね。

黄色い花も目立って増えてきた。
オタカラコウはまだまだ元気。

アキノキリンソウは、一週間でかなり増えていた。

そして、ツワブキの花も咲き始めていた。
秋を実感する。

実になっていたツルリンドウが多かったが、

花もまだ見ることができた。

アケボノソウは、今日も新たな場所で群生を発見できた。

嬉しい。

キバナアキギリや、

アキチョウジも多く見られた。

個人的に大好きなヌマダイコンや、

メハジキの花もまだ見ることができた。

カラスウリが秋を演出している。

今日も原種のサザンカを発見。

ツクシミカエリソウや、

ジンジソウも多く群生している。

そして、ナメラダイモンジソウ。

一週間前よりも花がかなり増えていた。

この水辺の花も、花の数を増やしていた。

いいね~

こちらも美しい。

たくさんの花もイイけれど、

一輪の花にも魅かれる。

そして、今日は、
白花のゲンノショウコにも逢うことができた。

最初は、アメリカフウロかなと思ったが、
アメリカフウロの葉はこんな感じなので、

今日出逢った花は、まったく違う。
ゲンノショウコの葉だ。

九州では白花のゲンノショウコは少ないので、
逢えて嬉しかった。
今日も一日の王になれました~


